今の自分の生きがい
NewsPicksで偶然見つけた『「面白」通貨で地方を変える』の記事
その記事で語られていた世界は光できらめく海のように輝いていました。
内容は、鎌倉市に本社を置き、地方創生や地域コミュニティづくりにも取り組んでいる会社、「面白法人カヤック」が提言する、地域を中心とした新しい資本主義のかたち「鎌倉資本主義」
そんなカヤックが次に仕掛けようとしている「地域通貨」
そこで語られていた地域通貨の仕組みと未来について、今の自分を突き動かしている部分を記事から書かせていただきました。
カヤックについて
・人はどうすればイキイキと楽しく暮らせるか、幸せか、ということをずっと突き詰めてきた
・「面白法人」として自社の社員に楽しく働いてもらうための制度を作っている。それを世の中に当てはめたときどうなるか。
柳澤CEOが語る地方ならではの「資本主義」
・GDPという単一な指標を追い求め過ぎたがゆえに、環境が汚染されたり、貧富の差が拡大しているという問題がある。この状態に、疑問を抱いていた
・GDPを追い求めた資本主義に、抜け落ちているものはなんなのか
・「どういう仲間と、どういう場所で、どういう活動をすると幸せなのか」という要素なのではと仮説を立てた
・地域にはそれぞれ自然や文化、地元ならではの人の繋がり、交流スポットが、しっかり根付いている
・自分の好きな地域で働いて、その地域のための活動をし、その地域に住んでいて、近所づきあいをすれば、これまでの資本主義とは違った、環境資本、社会資本を生かした経済の回し方ができる
地域通貨事例
・さるぼぼコイン
・アクアコイン
・negi(ネギー)
カヤックの提唱する地域通貨「コミュニティ通貨」
・「地域通貨」のメリットは消費活動を活性化させたり、税収が上がったり、地域に還元されること
・「コミュニティ通貨」は地域が大切にしているような価値観や、つながりを増やすことに使える通貨
・本当にこの街の価値を増やしていたり、人の繋がりを増やしているんだっけ?というところにもう一度着目し、そういった「地域の価値を高める場所」でしか使えないようになっている
・本来ならお金にならなかったようなものにも発生する
例えば、誰かのお手伝いをして法定通貨は払われていないけど、コミュニティ通貨が入る。そうすることで、その人の地域への貢献度や、その地域がどれだけ好きなのかが可視化できる
新しいニーズが生まれる
・これらすべてがアプリ上で公開されている
・このコミュニティ通貨はその街の価値を高めたり、人との繋がりを増やしたりする活動に限定して流通させるので、全部公開できる
・どんなことに使ったかや、どんな活動やお手伝いをしてコインを得たかを預金通帳のようにアプリで記録・管理し、それが公開され、みんなが見れるようになっている
・誰がどこで使っているかや、どれだけまちづくりに貢献しているかがわかる
・その公開された記録を見て、この人が頑張っているなとか、またこの人にお手伝いをお願いしたいなとか、新しいニーズが生まれる
・使い方を限定しているから、公開されても何もやましいことはない
・使っている人も、もっとまちづくりに関わろうと思ってくれる
・「まちのコイン」
仲間づくりの通貨
例
中高生の皆さん、伝統的な和紙作りを手伝ってくれませんか、手伝ってくれたら1000コイン」みたいなお手伝いの依頼
・学生の時に、伝統的工芸に関わるとか、小中学生が参加して、農家さんにもてなされるとか、それ自体は大した経験じゃないが自分の子供が生まれて、ああいう体験よかったなって思えば、大学がなくて若者がほとんど出て行っちゃうような地域でも、また戻ってきてくれるかもしれない
・その人が社会人のいつかになって戻ってきてくれるんじゃないかっていう、そこがすごい地域の中の活力になる
・我々のコミュニティ通貨は、仲間づくりの通貨でもある
・ゲーミフィケーション
・福岡県八女市での「ヤメコン」
・まちの〇〇シリーズ
社員食堂
人事部
保育園鎌倉
以上が記事より抜粋でした。
ぜひ興味を惹かれた方はこちらからご覧ください。
自分語り
「自分の好きな地域で働いて、その地域のための活動をし、その地域に住んでいて、近所づきあいをすれば、これまでの資本主義とは違った、環境資本、社会資本を生かした経済の回し方ができる」
この「地域資本主義」が現実のものになってほしい。個人的にこんな地域で働きたい。想像しただけで生きている実感が湧いてくる。幸せな人生を過ごせると思う。
現在大学3年生で約20社ほど1〜3daysのインターンに参加させてもらったけれど、一番ワクワクする未来を作ろうとしている会社だと感じました。
次にワクワクしている会社は「はたらくをしあわせに」そして「いきるをしあわせに」を掲げる会社です。その手段は「人事コンサルティング」。
この会社は仕事と生活を分けて考えているようです。その点で僕は鎌倉資本主義の職住近接の生き方の方が好きです。
自分にとって「働く」とは「人が動くこと」。だから動いてさえいればどんなことでも働くことになるのだと思います。
だったらどんな仕事でもいいのかと言われればそうではありません。
僕の就活の軸は「働いている自分に誇りを持てるかどうか」
「自分の好きな地域で働いて、その地域のための活動をし、その地域に住んでいて、近所づきあいをすれば、これまでの資本主義とは違った、環境資本、社会資本を生かした経済の回し方ができる」そんな新しい資本主義
「地域資本主義」を実現させるために私は今この仕事をしています。
と言っている将来の自分を想像したとき、やりがいを持って、むしろ生きがいを持って生きられるのではないかと考えました。
1日の3分の1の時間を睡眠に費やし、残りの3分の1を「地域資本主義」の実現に、残りの3分の1をそんな地域で過ごしていく人生。
僕の残りの人生を、残りの時間をそこに賭けててもいい、むしろ賭けたい。そんな未来を創っていきたい。
これから
今の自分の最適な手段として
「鎌倉資本主義」「シェアライフ」「ぼくたちが選べなかったものを、選びなおすために」があります。
現在、CEOとコンタクトが取れ、子会社で学生インターンとして働かせていただけないかを直談判しにいく予定です。働かせていただけるかは聞いてみないとわからないので、今できることをやっていきます。
また「シェアライフ」の一環として、シェアリングエコノミー協会のSHARING NEIGHBORSに登録させていただき、来たる2019年11月11日に行われるSHARE SUMMITにボランティアとして参加します。
地方資本主義とシェアリングエコノミーの根底には人との繋がりがあるのではと感じています。まだどちらとも不勉強でわからないことばかりですが、立ち止まることなく、進んでいきたいと思います。
すぐ目標を見失って興味を惹かれることに引っ張られがちだけど、このnoteを皮切りに、第一目標を「鎌倉資本主義」に浸かることとして、残りの学生生活を送っていければと思います。
地方資本主義×シェアリングエコノミーで社会問題を、いきづらさを抱えている人が少しでもいきやすくなるような社会を作っていきたいです。