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【脳と‥】目が見えない子と、左右がわからない子の話

この記事は、脳科学者•医学博士である、
岩崎一郎先生の著書
『30日で人生がうまくいきだす脳の習慣』
から抜粋し、僕の実体験を交えて解説します。

コレっす
QOL爆上がり!
「島皮質」とは?

1.事例

アメリカ•カルフォルニア在住の、
ある目の見えない人のお話

この方は生まれてすぐに視力を失った。

なので、″光″を見たことがない。

でも、不思議なことに、目が見えないのに、
障害物を避けて歩くことができるそうです。

さらに、障害物が人なのか電柱なのか、
触らずに判別できるそうです。

科学的には「音で世界を見ている」

人の🧠脳は、
たとえ本来の機能を失われてしまっても、
新しい潜在能力を発揮するのです。

2.実体験

僕は幼い頃、ひどい火傷をしてしまい、
幼少期の長い期間、右手が使えませんでした。

その影響で脳に障害が出てしまい、
″左右の判断ができない″という、
じつに困った症状に悩まされました。

そうはいっても、体操するにも、
どちらが右か、左かは重要で、
僕はいつも、先生の指示が理解できず、
体操が始まってから、まわりを見て
マネをしていました。

そんなわけで、いつも、やることなすこと、
ワンテンポ遅いので、皆についていけず、
「バカ」、「ノロマ」と辛辣な言葉で、
罵倒されながら生きてきました。

そして、となんとか左右を判断するため、
僕が考えだした左右の判別方法は
なんだと思います?

なんと、自分の右手の火傷の痕を見て、
自分の身体の左右を確認してから行動する、
という工夫をしていました。

そのおかげで、左右を間違えることは、
無くなりましたが、次に困ったのは、
″文字を書く″ことでした。

お手本を見ながら、書こうとするのですが、
右手は使えないので、しかたなく左手で、
書こうとするのですが‥

なぜか、左右を鏡に写したような、
″鏡文字″になってしまいました。

何度練習しても、反対になるので、
文字を書くのは、本当に苦労しました。

「バカ」、「ノロマ」の声は、
さらに大きく、確かなモノになり、
小学生の思い出は、まさにトラウマです。

その地獄は小学生四年生ごろがピークで、
その後、一気に解決します。

その答えは、にありました。

小学生の高学年くらいになると、
″本を読む″ということを覚えたことでした。

自分以外にも、脳に障害があっても、
リハビリして、困難を乗り越え、
幸せに暮らしている人の話や、
脳科学の本にふれることで、
とても気が楽になりました。

その日から、僕の困った症状は、
自分自身の″研究対象″ に変わりました。

考え方を変えただけなのに、
毎日がドキドキ、ワクワクに変わったことを、
今でも鮮明に覚えています。

3.オマケ

『心海』

あなたの心の奥底にある
何かを解放してみませんか?

以上、すみひろでした。

最後まで読んで頂き、
本当にありがとうございました。

あなたの幸せを心からお祈りいたします。

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