毎月分配型ファンドの人気が衰えないホントの理由
好評だったので「気になったニュース」第2弾を。サムネが変なのはChatGPTが言うこと聞いてくれないからです。私の指示が悪いですね、はい。
さて、18日付日経朝刊21面の記事、電子版のリンクはこちら。
毎月分配型投信が根強い人気でお金を集めているという話。4~9月で4600億円ほど流入超になったそうです。
その前の半期、10~3月は流出超でしたが、これがイレギュラーで、その前は基本、流入超が続く人気商品です。
流出超という波乱を起こしたのは新NISAですね。毎月分配型はNISAの対象から外されています。分配金を毎月出すのは運用効率や複利効果の面でマイナスで、長期の資産運用には向かない、制度の趣旨にそぐわない、と。
それでも足元でお金は戻っちゃっている。なぜでしょう。
高齢者を中心に「資産形成もいいけど、毎月分配金がもらえると助かる」というニーズがあるのは確かでしょう。年金の足しにする感覚。
人生100年とは言いますけど、人生のステージが「取り崩し」に入ったのなら、分配金をもらうのは理にかなっている。
と、よく言われるのですけど、私は毎月分配型がずっと人気があるのは、もうちょっと人間臭い理由だと思っています。
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