東京のLUUPが不快なのに、ロンドンではそうでもないのはなぜか
今日、ツイートしたら、思いのほか拡散してしまった。
まだ通知が止まない。レスなどに興味がある方はこちらから。
LUUP、嫌われてますねぇ(笑)
私がツイートしたきっかけは、マンションの敷地内の車庫が「アウト!」な場所に設置されているのが流れてきたからだった。
水道のメーターとか、火災時の避難ハシゴの下とか、そういうところに電動スクーターや自転車が並んでいて、「徹頭徹尾、モラルに欠ける会社だな」と呆れた。
ツイートの趣旨は読めば分かるでしょうし、これ以上でもこれ以下でもない。広い意味での公共財のフリーライダー、ということです。
異常なスピードで進む規制緩和と普及の裏には政治家や警察官僚の癒着がある、といった読み筋がささやかれますが、取材してもいない事実について憶測でモノを言うつもりはありません。怪しいな、とは思いますけどね。
ダブルスタンダードの謎
noteでは、ちょっと違う角度から、自分の頭の中を整理したいと思います。
それは何かというと、「東京の街中でマナー違反のLUUPを見かけるとイラっとするのに、ロンドンでもっとメチャクチャな連中を見ても何とも思わないどころかちょっと笑ってしまった問題」です。長いな。
昨年ロンドンに行ったとき、6年前には見かけなかった電動スクーターが山ほど走ってたんですね。ちなみに2016~18年のロンドン駐在時はレンタル自転車・通称「ボリスバイク」が主力でした。私もたまに使いました。車体もペダルも重くて、最悪でした。
2023年にはロンドンのど真ん中、ピカデリーサーカスとかトラファルガー広場とかビッグベンのあたりとか街中だけじゃなく、ハイドパーク内でも電動スクーターと電動自転車がブイブイ走っていました。
乗り方もメチャクチャで、LUUPそっくりのスクーターをお父さんが運転して、前後に小さい子どもが乗って、2階建てバス「ダブルデッカー」の間をすり抜ける、なんていう命知らずでバカげた光景も見かけました。
その他いろいろ、「死にたいの?」というカオス状態。でも、それを見ていても「やってんなー」と思うくらいで、腹が立つわけでもなかったんです。
この差は、何なんだろう。
実は最近、LUUPをみかけるたびに、自分のダブルスタンダードの理由を考えていました。
ようやく自分では納得がいく暫定的な答えにたどり着いたので、シェアします。ここから有料ゾーンにします。
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