【事例】コロナ渦中の同調圧力で気が狂いそうになった話

ようやく終わりかけていますが、3~4年前のコロナ渦の同調圧力は正直気が狂いそうでした。ワクチンを打てだの、マスクをしろ、消毒をしろ。名目上は任意とはいえ、半ば強制的でした。

これは正直いじめというか、暴力的思想だったと後になって感じます。

そして今になって、コロナワクチンの後遺症であったり訴訟問題が次々と出てきています。あの時は仕方がなかった・・・と後出しジャンケンのように全く詫びることなく何事もなかったの如く日常に戻っていく風景。

※個人的に一番問題だと感じるのは、医師、薬剤師、看護師、登録販売者含め医療関係者の多くが見て見ぬふりをしていることです。ただしそんなことを公でいったらコテンパンにはぶられてしまうのがこの世の中なのです。(反ワクうざい と一蹴されてしまいます)

人間というのは非常事態の時にありえない思想になってしまう理由はなぜなのでしょうか?

非常事態における人間の心理や行動が変化する理由には、いくつかの要因があります。特にコロナ禍のようなパンデミックでは、未知の病原体による恐怖や不安が強調され、それが個人や社会全体の行動に影響を与えました。以下にその理由を挙げて説明します。

1. 恐怖と不安

未知の危機が迫ると、私たちは生存本能によって恐怖や不安を感じます。この感情は、リスクを過大評価し、安全を求めて過剰な行動を取る原因となります。例えば、ワクチン接種やマスク着用の同調圧力は、個々の恐怖が集団心理として現れた結果と言えます。

2. 集団心理と同調圧力

非常事態では、個人の行動が集団の一部として影響されやすくなります。多くの人が「みんながやっているから自分もやらなければ」と考え、他者にもそれを求めるようになります。これには社会的承認を求める心理や、孤立を恐れる心理が影響しています。

3. 情報の偏りとデマ

非常事態では、情報が不足していたり、矛盾したりすることが多くなります。正確な情報を得ることが難しいため、不確実な情報やデマが広まりやすく、それが恐怖心をさらに煽ります。その結果、過剰な行動や思想が正当化されることがあります。

4. リーダーシップと規範の影響

政府や専門家の発言、メディアの報道が人々の行動に大きな影響を与えます。特に危機の際は、権威者の意見に従う傾向が強まるため、彼らが示す行動規範が半ば強制的な圧力として機能します。

5. 不確実性への耐性の低下

人間は不確実性を嫌う生き物であり、危機に直面すると、状況をコントロールしたいという欲求が高まります。そのため、「正しい」とされる行動(ワクチン接種、マスク着用、消毒など)を強調し、それを守らない人に対して攻撃的になることがあります。

6. ストレスと認知の偏り

非常事態は長期的なストレスを生み、冷静な判断力を損なわせます。結果として、人々は単純化された考えや偏った見解を採用しやすくなり、「敵」や「ルールを守らない人」を排除することで自分の安心感を得ようとします。

こうした状況で「気が狂いそう」と感じるのは自然な反応です。自分の意志が他者の圧力によって脅かされる感覚は、ストレスや孤独感を増幅させます。

もし再び同様の状況に直面した場合は、以下のような対策が役立つかもしれません:

  • 情報の精査:信頼できる情報源から正確な情報を得る。

  • 距離を取る:圧力を感じる場面から物理的または心理的に距離を置く。

  • 自分の価値観を守る:自分の判断基準を明確にし、それを優先する。

  • 共感する人を探す:同じ考えや感覚を持つ人とつながることで安心感を得る。

社会全体としても、非常事態における多様な価値観の尊重が求められます。この経験を共有することで、未来の危機管理がより良いものになることを願っています。

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