HIGH PRESSURE ~B1 2024-25シーズンの85試合(10/25開催まで)と昨季のスタッツと比べてみました~
10月3日に開幕したBリーグ。
10月3日の群馬vs広島と、10月4日の長崎vsSR渋谷の試合を観て感じたことがあります。
それは、守備の圧が高いなということ。タイトルのHIGH PRESSUREは、守備の圧の高さに因みます。
的な;)
この記事では、昨季の720試合と今季の85試合の40分換算のスタッツを並べて、HIGH PRESSUREという感覚が確かにそうかも知れないのか、気のせいなのかに迫りたいと思います。
得点を比べると2.4点減っています。
85試合の内、会場で観たのは4試合、映像で真剣に観たのは6試合という状態で、1つ1つにコメントを付けられるほどの情報と知識・技量を持ち合わせていないため、伸び率が特に高い・低い項目にヒントをもらいながら見ていきたいと思います。
着目したいのは、
1)ターンオーバー
2)速攻からの得点
3)フリースロー成功率
4)3点シュート成功数
の4項目です。
ターンオーバーが増えたのは守備の圧が高まったから?それともシーズン序盤でチームの連係構築中だから?
早速、手詰まり感が出てしまいましたが、ターンオーバーからの得点は増えたのに、速攻からの得点は減っていることに注目です。
チームの連係不足がターンオーバー増の要因であるなら、パスミスなどのライブターンオーバーが増えたと考えられ、速攻からの得点も増えるはずです。
ところが、速攻からの得点は減っています。これは、ボールを持った選手への圧が高く、パスコースを塞ぐような守備で攻撃に時間をかけさせているから。
フィールドゴールは1.5本減っていることからも、攻撃に時間がかかっていることが垣間見えます。
とは言ってもフリースローも0.8本増えていませんか?というツッコミが想定されますが、フリースロー成功率が4.1%も増えていることから、こんなことを考えました。
ガードの選手がフリースローを多く獲得している。それも、バスケットカウントのワンスローが増えている。この推測が正しければ、フリースロー(FT)はフィールドゴール(FG)の代わりとして増えたのではなく、1回の攻撃でFGとFTのスタッツが同時についたのではないでしょうか。
最後に、3点シュート成功数について。速攻からの得点が減っているという件でも書いたことの繰り返しになりますが、ボールを持った選手への圧が高く、パスコースを塞ぐような守備で攻撃に時間をかけさせているから、3点シュートを打つ機会・成功率ともに下がり成功数も下がったのではないかと思います。
そんな訳で、HIGH PRESSUREという感覚はスタッツにも現れているのではないでしょうか。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
最後に宣伝です。メンバーシップを始めてみました。守備スタッツに興味のある方にはおススメと言えるようにしていけたらなと思います。