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ヒロタ副社長の失敗は成功の素シリーズvol.2 『最初から資材はたくさん買ってはいけない』

こんにちは。ヒロタ副社長です。今回のvol.2は『最初から資材はたくさん買ってはいけない』です。

これもですねぇ。やっちゃうんですよね。特に創業期は。。。

理由はいくつかありますが、その中でも圧倒的な理由になるのは、これ。

『単価が安くなるから』

これ、どうしてもメーカー側の都合上、しょうがないんですよね。

①ラベルを1000枚印刷する
②ラベルを10000枚印刷する

これ、枚数が10倍で変わるのは実質的には紙代とインク代くらい。

もちろん細かい部分で言えば送料とかそう言うのも変わりますが、結局は工程に掛かる直接的な人件費も間接的な経費も基本は固定費なわけで、1000枚印刷でも10000枚印刷でも固定費は変わらないんですよね。

だから、固定費部分を按分すると印刷枚数が少なくなるとどうしても単価が上がってしまう。だから見積は印刷枚数が多い方が圧倒的に安くなるのがメーカー側の論理。

でも、冷静に考えてみてください。

10000枚印刷してその商品何カ月で売るんですか?そもそも売れるんですか?

って話です。

支払いは納品月締めの翌月末一括払い。

でも、商品売ってお金に変わるのは6カ月掛かるかもしれない。

売り切るまでの間はキャッシュフローがマイナスのままです。

段ボールとか、瓶とか、袋とか、資材は全部そうなんですよね。

今でもはっきり覚えています。食品事業立ち上げ1年目で、5種類くらいのラベルを裏表合わせて各5000枚くらいずつ印刷して、そのラベルを使い切る前にデザイン変更となりました。残りは廃棄。

段ボールに関しては、最初に3000枚くらい作ってしまって、使い切るのに3年くらい掛かりました。

営業力がないのに単価優先で資材を作ってしまって結果ロスする。

最初の3年で記憶にあるだけでも間違いなく50万以上資材ロスしてます。

なので、もちろん会社の規模感や資金力、営業力などの総合判断になりますが、ヒロタ副社長的に優先すべきは、

単価<キャッシュフロー

です。

たくさん作らない。買わない。無理しない。

ヒロタ副社長の失敗は成功の素マガジンvol.2 『最初から資材はたくさん買ってはいけない』

でした。

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