東京ミネルヴァ法律事務所52億円負債の謎

こんばんは、中小企業診断士の高司です。
今日ネットを見ていたら、衝撃的なニュースが目に飛び込んできました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c389133c044037886dc031edd8b8af78150c4b6
弁護士法人東京ミネルヴァ法律事務所が52億円の負債を抱えて破産

何せ金額のインパクトが大きいです。製造業のように設備投資が必要な業種や固定費の大きなホテル業などとは違い、弁護士事務所がまともな経営をしていれば、本来そんなに大きな負債を抱えることは考えにくいです。

一部ではCM費用が膨らんだためとも言われてますが、私は別の理由があると思います。
この弁護士事務所の設立は2012年4月です。
そして2020年6月に破産。大きな投資も必要ないはずなのに、たった8年で52億円もの負債を抱えるのは不自然です。
仮に、CM費用が高くついたとしましょう。
まともな経営感覚なら、大々的なCMを打って、思ったほど効果がなければ、そこでいったん方向性を変えます。52億円の負債になるまでCMを続けるなんていう馬鹿な発想はしません。

決算報告書を見ていないので何とも言えませんが、何か意図的なものがあるのではないかと推測しています。
自分たちの懐が潤うような取引を続けて、最後は責任を負わない破産という選択肢をとった可能性もあります。

また新しい情報が出てくるのか…気になります

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