1日1枚名盤紹介「ペット・サウンズ」
みなさまこんばんは。残暑がまだまだ厳しいですがお変わりないでしょうか。
何かをまとめてnoteに書くやる気もないのでお手軽な名盤紹介をしていきます。皆さんの生活に音楽で彩りを添えられたら幸いです。
今回やるのはペット・サウンズ。ビートルズと渡り合った唯一のライバルと言っても過言ではないビーチボーイズの代表作です。
メンバーの中心であるブライアンウィルソンの天才的な独創性や最先端の録音技術によって生み出された楽曲は燦然と輝いています。
しかし、ブライアンウィルソンはこのプロジェクトのあとにより音楽の高みを目指そうともがいた結果、ノイローゼになってしまいます。
ペット・サウンズの後の「スマイル」というプロジェクトが未完のままブライアンはプロジェクトから脱落します。のち2004年に正式リリースされますが、ブライアンは長い間精神的な苦しみと共に歩みました。
このアルバムの特徴というと、やはり60年代ならではの空気感が味わえるというところでしょうか。
当時生まれてないので分かりませんが、物凄く希望に満ちている曲調なのにどこか悲しいという村上春樹の小説に似た空気感を感じます。実際に村上春樹の小説でもビーチボーイズへの言及が見られます。
「素敵じゃないか」という邦題の曲がありますが、明るくどこか切ない雰囲気が顕著に現れています。
ひだまりの彼女という小説及び映画があるようですが、 その作品の中にこのアルバムが出てくるようです。小説読んでみたいです。
全曲素晴らしい、アルバムを通して聞いてほしいアルバムです。