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センチになって、やさぐれて、素直になれる音楽 Radiohead
「若さ」とか「青春」とかって、誰しも噛み締めたいものだと思うのです。でも、だからこそ商業利用されきってるとも思います。
そういう商業利用の広告とかと、自分の人生との乖離からくるフラストレーションの捌け口、いや、慰め方?、いや、暴走したくなる方法は音楽を聞くことだと思います。
今回は、全然キラキラしてない、ほろりともしない、ただただ苦い日々の中で、少し自分が特別な気持ちにさせてくれるロックバンド、レディオヘッドの特集です。
刺さりすぎて苦しかった「creep」
creepは英語で「うじ虫」みたいなとにかくみじめで汚いみたいなニュアンスみたいです。ライブ映像を見て以来、本当に人生で一番聴いてる曲だと思います。。
上手くやろうとすらしない、勇気もない醜い自分と、神のように美しい好きな人とのギャップを描いていますが、ギターソロ、盛り上がりも全てが好きです。
中二病を客観視しつつ、本質を捉えている「High and dry」
思春期や反抗期、いじめや自殺。子供だけのコミュニティーだけでなく、大人の中でも起こることです。アダルトチルドレンって言葉があるけど、本質的には、誰かの大切な人でありたいし、自分自身を大切に思いたいし思われたい。かまってほしい。強がったり、反抗したりするのは愛に飢えてる、自分を認めてほしいんじゃないんでしょうか。
ボーカル、トムヨークの世界観の最高傑作だと思います。
苦虫噛むのが若さなのではないだろうか
レディオヘッドはイギリスのパブリックスクール時代の友達で結成され、ずっと変わらないメンバーですが、ボーカルのトムヨークは、左目が見えないことでの学生時代のイジメのようなことや、メジャーデビューからの成功の後のうつ病との関わりなど、様々な苦難がありました。
レディオヘッドの前衛的なサウンド、苦悩を捉えた美しい歌詞は、特別じゃない自分を少し特別にしてくれると思います。
特別じゃない不満な日々を噛みしめるのも若さなんだと思います。
ご覧頂きありがとうございました。
「青春」とかって口にする人に限って、フラストレーションが溜まってるんですよね。