あなたも飛ばそう！下町ロケット
2011年11月19日、「下町ロケット」を読んだ感想を私は綴っていました。
もう12年も前のことですが、今日はそんな記事を紹介します。
部下から「主人公の佃が私にとても被る、ぜひ読んでみて！」ということで、手渡された本が「下町ロケット」！
まとまった時間がとれず、通勤途中の電車の中などで読破しましたが、なかなか読み応えのある小説でした。ストーリーの展開に最初から引き込まれ、ラストシーンでは、不覚にも電車の中で涙してしまいました。
（怪しいオヤジ..と見られたかもしれません^^;）
優秀な研究者が父親の後を継いで町工場の社長になり、現実との狭間で苦悩しながらも夢を追う。
私はずっと同じ会社で働いてはきましたが、幾度となく部署を異動しています。そんな中でもがきながらも、いま再び自分の夢を追いかけてる私を、部下はその佃に見たのかもしれません。
組織は大きくなるほど柔軟性がなくなり、変化を好まなくなります。
しかし、いまの時代、自分が変わらなければすぐに取り残されてしまいます。かといって、流されるままでは、生きる意味を感じられません。
違和感を感じたとしても、それは叶わぬ夢だとあきらめ、すぐさま自分の気持ちを押し殺す。あなたはやっていませんか？
そんなことを続けていると、なにも感じない、感動しない（感情認知困難な）人間になってしまいます（経験談）。昂じれば失感情症（アレキシサイミア）。
いまの自分を、
たとえば動物に置き換えてみるとなんでしょう？
天気にしたら晴れていますか、曇ってしますか、それとも雷雨とか...。
そんな自分かぁと思いながら、
ちょっと距離を置いて、そういう自分を眺めてみると、どんな気持ちが湧いてきますか？
その気持ちの裏には感情があります。
不安、怒り、悲しさ、苦しさ...。
感情を特定してみることで、自分がどうしたいのかが見えてくるんです。
先に書いたように生きるのがクセになっていると、本当にこの感情がわからないんです。
そのような気づきを促す支援を、SATカウンセラーはしているんです。
あなたも、自分の心の中にしまい込んだロケットを、飛ばしてはみませんか？
自分を動物に例えたり、自分の気持ちを天気にして表現してみることで、自分の本音が見えたりします。
色に例えることもありますよ。それがカラーセラピーだったりね。
SATでは比喩法といって、なにかに投影して自分を客観的に視るんです。
気持ちを押し殺し、感じなくしている人にはとっても有効な方法です。
体験してみたい方は、尋ねてみてください。