中国渡航の隔離日記（その5）

こんにちは！隔離期間の21日が終了し、北京へ移動しました。北京では経過観察が1週間あり、それが終わればようやくすべてが完了します。今回は大連から北京への移動からホテルにチェックインするまでの情報をお届けします。

※こちらは2021年1月31日時点の情報です。ご自身が出国するタイミングで関係各所の最新情報をご確認頂くようお願い申し上げます。

1.隔離明けに受領する書類

ホテルをチェックアウトする際に隔離が完了した証明と、隔離中に受けた診断の結果を受領します。書類の名称は以下です。

・解除隔離観察報告書（隔離期間と検査を受けたことを証明）

・医院検査報告帳（PCR検査、抗体検査の結果）

PCR検査の結果です。「阴性」は陰性です。

こちらは抗体検査（血液採取）の検査結果です。

PCR検査は複数回受けましたので、受けた回数分の書類をもらいました。検査の詳細については前回投稿したこちらをご参照お願いします。

2.大連から北京へ移動

無事書類を受け取り、いよいよ北京へ移動です。朝9:45にチェックアウトし10:30に専用バスで移動の予定でしたが、遅れて12時頃の出発になりました。

出発当日に大連は雪が降っていてめちゃ寒かったです。ホテルから空港までは30分ぐらいで到着しました。

大連国際空港はがらーんとしています。昔何度か来たことがありますがこんなに人がいないのは初めてみました。。

搭乗するときは先ずチェックインカウンターへ行くと思いますが、隔離組は専用エリアに案内されます。ここでパスポートを渡し、案内スタッフが代わりにチェックインしてくれます。結構時間がかかったので、14:05のフライトなのにこの時点で13:30。。大丈夫なんだろうか。。

チェックインが完了し、荷物検査へ進みますが誰もいないのでスムーズに進みます。少しフライトの時間を過ぎていましたがなんとか飛行機に乗り込みました。ホテルからここまで飲食は一切無し（機中も無し）なので、空港に着いたらチェックインを待っている間にコンビニへ行くことをお勧めします。目の前にローソンがあったので行きたいと言ったらOKが出ました。ここで補給しておかないと北京に着くまで食料がありません（涙）

2時間ぐらいのフライトで無事北京へ到着。

AlibabaCloudの広告が。

北京国際空港もがらがらです。

こんなに人が少ないのは初めてみました。

3.空港からホテルへ

空港に北京に住んでいる友人が迎えに来てくれました。北京には2012〜2017年の5年間住んでいたので、別に迎えはいらないよ〜と言っていたのですが、どこへ行くにも中国政府のコロナ対策である「健康宝」というアプリを使って登録が必要だけど大丈夫？言われ、不安になったのでお迎えをお願いしました。タクシー、飲食店、ホテルなどあらゆる所でスキャン登録が義務付けられているようです。知らなかったので迎えに来てもらって本当助かりました。ありがとう心の友。

こんなQRコードがいたるところに貼ってあります。Wechatのミニプログラムから「健康宝」を起動し、パスポート情報などを登録してからこのQRコードをスキャンします。

ここの「Scan the QRcode to Register」からスキャンします。

スキャンすると、ピンポーン！と音が鳴り、「問題はありません」という画面が表示されるのでこちらを提示します。繰り返しになりますが北京ではタクシー、ホテル、飲食店のすべてでこのやり取りが必要になります。モバイル無しではどこにも行けないですね、、

4.ホテルチェックイン

ようやくホテルに到着しチェックインするのですが、その際に隔離証明書とPCR検査帳の提示が必要になります。加えて北京到着後も1週間の経過観察期間があるので、wechatで地域の管理者を追加するように通達があります。毎日管理者から連絡来るので検温結果をチャットで報告します。部屋についてホッとしました。

5.終わりに

大連から北京までの移動過程をお伝えしましたが如何だったでしょうか。隔離は完了しましたので、経過観察を終えたら晴れて自由の身となります。本当に長かったですがよい経験になりました。

最後まで閲覧頂きありがとうございました！