ピアノとギターを再開した

小学生1年生から10年ほど習っていたピアノと大学生になってはじめたギターをもう一度やり直そうと先週末から練習を始めました。ピアノは３０年、ギターは２０年くらいまともに触っていなかったので、指がほとんど動かなくなってしまいましたが、曲は頭に入っているので非常にもどかしい思いをしています(笑)。
なぜ始めたかというと今までの人生の中で一番影響を受けた音楽(楽器)ともう一度向き合ってみたくなったからです。あんなに練習していたのに今ではまったく弾くことができないのはもったいないとも思いました。

楽器が大好きで新卒で入った楽器メーカー。新人研修で２年間、店頭に立っていた時、最初は楽しくて楽しくて、楽器に囲まれて仕事をするのが幸せでした。ただ好きなことを仕事にすると同じくらい精神的に辛くもなりました。「楽器を販売して売上を上げる」→「予算を達成する」→「楽しくなくなる」→「嫌いになる」という負のループが20代前半に起こり、いつの頃からかプライベートでは楽器を触らなくなり、そして５年で会社も退職しました。誰でも知っている楽器メーカーだったので周りからは「なぜ辞めるの？」とたくさん聞かれましたが、「音楽(楽器)を嫌いになりそうだったから」という本当の理由は言えず、ありふれた退職理由を話していたと思います。

好きなことを仕事にすることは、自分が会社を立ち上げてやるのであれば成立しやすいと思いますが、会社に所属してしまうと当然のことですが、組織や予算、人間関係、昇進などいろんな要素がでてきくるので、純粋に好きなことを楽しめなくなる可能性が大きいのではと個人的に考えています。もちろん個人差はあると思いますが、スキを仕事にするのであれば自分で会社を立ち上げるのが一番納得感があって、近道だと思いました。

ピアノとギターを弾くことがいつまで続くかわからないですが、Youtubeの弾きました動画を投稿できるくらいにはなりたいと思います。