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赤道を横切る

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祖父・三巻俊夫が昭和11(1936)年に台湾から鳳山丸をチャーターして南洋を巡った旅行記です。
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2023年3月の記事一覧

赤道を横切る:第18章 赤道祭

10月23日、午前6時40分出帆、リオ水道へ向けて進行、海上極めて平穏、追々赤道に近づく。この…

赤道を横切る:第17章 シンガポール鳥瞰

商船会社シンガポール支店調査に基づく『御案内概要』によれば 英領マレー歴史年代記 1786-90…

赤道を横切る:第16章 シンガポール(第3日)

10月22日、シンガポール滞在第3日は午前6時半集合、同7時よりシンガポール島内の名所巡りとな…

赤道を横切る:第15章 シンガポール(第2日)

10月21日、午前中ジョホール往復の予定である。午前7時集合の触出で同7時30分出発は少々つらか…

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赤道を横切る:第14章 シンガポール

10月18日、航海中、晴天和風なれどもウネリありローリングす。それはあたかもモンスーンが西南…

赤道を横切る:第13章 シャム大観

暹羅【シャムロ:シャム、タイのこと】から遠ざかるにつれ、船中例によって参考書により此国を…

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赤道を横切る:第12章 バンコク

やがて8時30分バンコク着、アングロサイアム桟橋に繋留する、サイゴンより715カイリ。何でも予定より2時間も早く到着したので出迎え邦人をだいぶまごつかしたらしい。それでもさすがに大阪商船駐在員宇田川定雄氏とエージェント英人だけは逸早く出迎えられた。続いて日本人会長鈴木宇治氏をはじめ三井店長平野郡司、三菱店長新田義實、中堂海軍中佐、田村陸軍中佐の諸氏ほか約20名ばかり同胞の歓迎を受けたことは誠に感激の至りであった。 午前中は宇田川氏からシャム事情を聴取し午後市中見物ということ

赤道を横切る:第11章 シャム海

10月13日、航海中、午前11時10分仏印南端オビ島灯台を距離18カイリ半に航進、シャム海【現在の…

赤道を横切る:第10章 仏領印度支那概説

仏領インドシナを去るに臨み、今少しくその全般について認識しておく必要がある。前掲盬田氏談…

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赤道を横切る:第9章 西貢

午後0時45分、西貢【サイゴン】岸壁繋留、ハイフォンより813カイリ、領事代理の手塚浩介氏を初…

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赤道を横切る:第8章 航海

6時30分港口において水先案内人退船、夜に入り稍々風浪あり船体多少動揺す。 10月9日、航海に…

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赤道を横切る:第7章 河内

翌10月8日は河内【ハノイ】往復の予定である。今回の旅行中最大の馬力をかけ午前4時銅鑼を打ち…

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