目で見て口で言え「ニッポン国おかんアート村」
初めて行った東京都渋谷公園通りギャラリーは、勤労福祉会館なども入っているビルでした。全国のおかんたちが、丹精込めて作ったさまざまな「可愛いもの」がこれでもか!というくらい集められて展示されていました。この展覧会の情報を知ったのは偶然だったけれど、いやー、よかった。もっと近くにあったら何度か足を運びたかった。最近は「エイブルアート」とか「アールブリュット」とか、ちょっと昔だと「アウトサイダーアート」とかいう言葉も飛び交っていた界隈、まあ呼び方なんぞどうだっていいと思いつつ、言葉をそれほど費やさずに最小の単語が共通認識として通用するならハナシは早いかも、などとも思ったり。いやでも、別に早くする必要もないといえばない、よなー。それでも目の前にある作品の面白さにはやっぱりあまり関係ない。キュレーターとして都築響一さんの名前があって、メルマガは購読してないし著書もそれほど追っかけてないけど、信頼してしまうなあ。(そういえば会場で配布していた展覧会のパンフレットには「おかんアートはアールブリュットなどとは正反対のアートである(大意)」という都築さんの言葉が)