「そのへんのアクタ」3巻読了
宇宙から飛来した「奴ら」の襲来で世界は今にも終わりそう。
それでも人類は自ら滅ぶわけにはいかないし、なんとか終末を回避するべく終わらせないように足掻き続ける
そんな中、鳥取に左遷された「終末の英雄」は…
と重そうな導入ですが、そこは稲井カオル。
ずらすのが非常巧み。
どんな時でも日常は続くわけで、表情筋が死んでいたかのような英雄はゆる鳥取ライフを送るうちにいろんな感情にめばえ、ただのその辺の青年になっていくという逆大団円。
素晴らしかったです。(2022年10月29日)