【寝不足日記 Vol.1:パートナーの現場復帰】
出産からちょうど40日目の今日、(フルでは無いが)パートナーが着物を着て現場復帰した。投稿用に琥太郎を抱いた姿を写真に納めたが、とても誇らしい気持ちになった。
僕は、当事者が選ぶのであれば、出産当日から現場復帰すればいいと思っている。これは父親も母親も性別も職業も関係なく。子育ても仕事も自分の人生の一部でとても大切だと思うし、その割合や働き方のスタイルまで全て自分で決めればいいと思う。
僕はパートナーから、子供ができる前から冗談混じりに、「産み落とした後はすぐ現場に戻るから子育てよろしく」と言われていた。僕も、あらゆる仕事の打合せや現場はおろか、会食やキャバクラやスナックにまで、子供をおぶって連れて行くと伝えていた。
これは20代の頃の愛読書の一つが『サラリーマン金太郎』だったことが少なからず影響している気がする。仲のいい友人や弊社のスタッフにも4,5年前から公言していたから覚えてくれている人も多いんじゃないかな。
うちは二人揃ってサラリーマンじゃない。自らの責任の範囲内である程度の働き方を選べる環境があるからできるのかもしれないが、「本当にこれが現実のものになるのだな...」と認識することになったエピソードを紹介したい。
パートナーは、出産直後よりいろんな人から【母乳最強説】を説かれ、「少なくとも半年は...」とか良く言われていたらしい。僕自身も「母乳 + いつまで」程度でググって得た薄い知識で「免疫つくから母乳は数ヶ月あげた方がいいらしいぞ」と口にしていた。ところがつい先日、
「母乳が出とると着物きれん。ついでにサウナにも入れん。更に整ったあとのビールも飲めん。断乳するわ」
と急に言い放った。その時のサウナ愛とビールを渇望する想いに満ち溢れた力強い目は、母乳最強説を霞ませ、僕が何をしなければいけないのかを即座に考え出させるに充分な光を放っていた。
ということでみなさま、現場で身を削るパートナーへのサポートを力強くお願いしたいので、ご祝儀の想いも込めていただき、会食や宴会はこちらでお願い致します。
そして僕とお仕事をご一緒いただけるみなさま。しばらくの間、打合せ中に目の前でおむつ変えたりミルクを飲ませたりしても、写真に撮って笑いながらSNSに晒すぐらい大きな愛で、僕と琥太郎にお付き合いくださいね。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
次回は
【寝不足日記 Vol.2:地方での子育てに関して感じていること】
ってお題で書きます。
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