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壱岐坂通りのイチョウ並木

 白山通り(都道301号線)の壱岐坂下から、本郷通り(国道17号線)の壱岐坂上を結ぶのが「壱岐坂通り」(特別区道890号線)。なお、壱岐坂を降りてドームの脇を走るのは都道434号線。後楽園駅から右折して千川通り(都道436号線)に入ることができる。
 現在、壱岐坂通りは区道になっているが、とても美しいイチョウ並木になっている。美しく感じる理由は、おそらく並木の密度がそろっているから。坂の途中には東洋学園大学の校舎があり、良い目印になっている。ただ坂の途中に休めるような、これといったお店がないという欠点は、「東富坂」と同じ。並木の景観が素晴らしいだけに残念だ。
 「文京区無電柱化推進計画」平成31年2019年03月によるとこの道路の無電柱化は昭和61年1986年という早い時期に行なわれている。電線事業者が自身の負担で行う単独地中化方式。なお国土交通省が「電線類地中化計画」を定めたのが昭和61年1986年。この地域の1986年無電柱化は、本当に早い例だといえる。
   なお白山通り(水道橋から千石)や本郷通り(湯島聖堂から東大農学部前)の無電柱化は早い時期だと思われるが、まだ時期を特定できてない。東京都無電柱化推進計画(平成26年2014年12月)で、すでに無電柱化していることを確認できる。なお令和3年2021年6月に東京都無電柱化推進計画(改定)が出されている。

壱岐坂上から壱岐坂下望む 東京ドームが見える
坂の途中にある東洋学園大学校舎
壱岐坂上方面


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福光 寛  中国経済思想摘記
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