洗面室まわりの動線

家事動線って本当に大切です。それは一人暮らしの方もご家族とお住まいの方も共通していますよね。当然ですが、家事動線が短いと便利です。少しの動きで様々なことがほぼ同時にできますし。

ここ最近多いご要望（というかほぼ全案件）にランドリールームを設置したいということがございます。いわゆる室内干しのスペースですね。

突然の雨にも対応できますし、年中ほぼ同じ条件での乾燥になりますので、洗濯環境を非常に高めることができます。乾燥させたままそのままクローゼットとして使う方もいらっしゃいますし、乾燥と収納を別室にされる方もいらっしゃいます。その場合はランドリールームの隣にクローゼットを設けると効率的ですよね。

こちらは洗面室になります。幅3mの洗面化粧台の奥にランドリールームを備えており、洗面化粧台と逆側にはクローゼットがあります。ランドリールームにそのまま洗濯物を干しておくこともできますが、クローゼットに収納することもできます。ランドリールームには奥行きのあるカウンターもあり、洗濯物をたたむこともでき、アイロンをかけることもできます。サッシも天井いっぱいの高さに設け、外部からの視線を交わすこともできています。

毎日のことだからこそ、少しゆとりをもって収納計画や動線計画が必要になる代表的な空間のご紹介でした。