16. なぜ目標を設定するのか? 1. 方向付け
前回までに、テイラーの科学的管理法やドラッカーのMBOと、簡単に目標管理における歴史的な偉人の業績を振り返りました
今回は、そもそも論として、なぜ目標が必要かについてフカボリしてみます
Q:なぜ目標を設定する必要があるのか?
これは、決して、新橋の居酒屋でくだをまいて説教するような、オヤジの持論ではありません
私自身もこのように考えており、持論といえば持論ですが、決してオリジナルではなく、先人の理論に基づいた(パクった)考え方です
学術的な理論を引用していますが、もし間違えがありましたら、私の勉強不足です、こっそり教えてください(Chat GPT先生に添削してもらった限りは、正しいようです)
文字ばっかりになりましたが、長文ファンの皆様、ご笑覧ください
方向付け
個人的に、一番大事だなと思う部分です、それが方向付け
いくつかの例えで説明します
例①
仕事でも、じつは一番よく出くわす問題かもしれません
「これって一体何のためにやってるんでしたっけ?」
会議中にこんな会話になることありませんか?
私たちのチームは一体、何のために、どこに向かっているのでしょうか?
例②
ドライブをしてて、ところで今どこに行ってるんだっけ? と運転手が言ったらどう思いますか?
そんな車には、怖すぎて乗れません。笑
例③
こんな、ボートレースを思い浮かべてください
全員が同じ場所に向かおうとしなかったらどうなりますか?
経験者でないからわかりませんが、きっと前に進まない
ひょっとしたら、転覆するのかもしれない
例え話なので笑えるが、仕事で転覆したら笑えない(笑)
3つほど例えで説明してみましたが、目標やゴール設定が大事な理由、伝わりましたか?
どの山を登るのか?
何合目まで登るのか?
いつ、誰と、どうやって登る?
装備は?食料は?
このように、目標を持つことで、方向付けをしてくれる役割をもちます
いわば、コンパスですね
どこへ行くのか明確だから、どうすればいいかわかるし、どうやって頑張ればいいかも見えるものです
途中で困難に出会ったとしても、どうやれば乗り越えられるかを判断しやすくなります
それは、目標達成という明確なゴール、それを達成するための手段を計画しているからです
万が一、環境が変わって、目標達成が困難になった場合は、途中で変更したっていい
目標があるからこそ、変更できる
目標を持っていないと、そんなときには、あたふたするだけではないでしょうか?
目標を持つことが、方向付けをしていると言えます
だから目標が重要なのです
次回は、この理論的な背景である目標設定理論について触れてみます
最後までお読みいただきありがとうございました