スウェーデンに長期滞在〜住んでみた北欧
新年度を迎えたこともありnoteを始めてみることにした。今年度からということではなく、昨年度から環境が変わったこともあり自分としては新たなチャレンジを始めている。10年ほどお世話になった組織との契約が終了し、拘束時間がなくなったこともあり、昨年6月から3ヶ月間スウェーデンのストックホルムに滞在した。何のために行ったのかというと、”サステナビリティ”を体験するためである。その先進国の一つであるスウェーデンを選び滞在した。
なぜスウェーデン、なぜサステナビリティ
この質問を何度もされたのでその回答を記しておくと、まずスウェーデンにいくことは全然悩むこと無く決めた。同じ北欧のノルウェーでもなくフィンランドでもなくスウェーデンにした。自分の中では北欧と言うと昔からスウェーデンだった。あえて言うとVOLVO好きだったからかもしれない。
そして次のサステナビリティについては、私が独立した20年ほど前から自分の事業がそれに関わるものだったからなのだが、ここにきてその先進的な国の考え方に直に触れたくなったからである。
またもう一つ聞かれたのが、なぜ3ヶ月?と言うこと。私が思っていたのは、1−2週間いただけでは本当のところは分からない、それを理解するためには実際に生活すること、つまり毎日公共交通機関に乗り、スーパーに行って生活必需品の買い物をし、生活して出るゴミを捨てること、が大事と思っていたからである。
そして一番大事なのは、実際に住んでいる人の声を自分の耳で聞くことである。だから私はここに時間と費用をかけた。そのために3ヶ月いたといっても良いくらいである。
・パートナーがスウェーデン人で長く住んでいる日本人
・スウェーデン生まれでスウェーデン語と英語しか話せないスウェーデン人
・日本に滞在した経験があって日本語が話せるスウェーデン人
・スウェーデン人ではないけれど移民という形でスウェーデンにいる人たち
この人たちにスウェーデンのサステナビリティの実際を聞いて回った。一つ目の「パートナーがスウェーデン人」のパターンは割合多くてほとんど女性だったが、一番面白かったのはこのパターンに属する美容師さんの話だった。
3ヶ月いたので髪を2度ほど切りに行ったのだが、その際に「スウェーデンってサステナビリティ先進国って聞くけど本当のところはどうですか?」と聞くと、「環境に意識の高い人は確かにいるけどそうでもないですよ」と言われ驚いた。「えっ、スウェーデンって環境配慮で世界上位の国じゃないの?」という疑問が、、。
そして「サステナビリティって環境の視点もあるけど、人に関すること、つまり人権の視点もあると思うけどそれはどうですか?」との問いには「人権のことでいうとそれはとても先進的ですよ」との答えで再び驚いたのである。
これはもう一人の美容師さんも全く同じ答えでこれまたびっくりしたのだが、生粋の(?)スウエーデン人に聞かないとダメだと思い、人に紹介してもらって同じ質問をした。答えは全く同じだった。そしてそのスウェーデン人は「それは民主主義なんですよ」って言われ、サステナビリティと民主主義???の感じになってしまった。
スウェーデンの民主主義についてはまた別に書いた方が良いので今回はここまでにさせていただくが、これらの人たちの答えをまとめると次のようになる。
スウェーデンは環境先進国というより人権先進国
スウェーデンのサステナビリティはどうやら奥が深そうである。
この続きを書き連ねていこうと思うが、これは”#住んでみた北欧”として同士の方とnoteにその様子を書いていくので、よかったらフォローしてください。
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