アメリカンページワン

 ぼくの下記のメモに「トランプでのウノ」と書いてある様に、このゲームはUNOに似ている。むかしから[ページワン]と呼ばれ、今はウィキペディアで有名に成り[アメリカンページワン]と呼ばれる。甥っ子はこのゲームを知らないのに、UNOを知っていたので、初めてやるのにゲームをすることができた。

【目次】


 ゲームの概要、5歳から[ページワン]やる時、作成年、発祥地、考案者(作者)、人数、敵年齢、カード、ルールとやり方、トランプゲームの歴史(作成年)、著書一覧、ウィキペディアへの感謝、こぼれ話、ひとりごと、メモ。

【ゲームの概要】


 相手の手札がなくなるのを、出したカードで邪魔をするゲームである。次の人の順番を飛ばす。次の人にカードを2枚取らせる。出せるカードのマークを変更する。カードを出す順番を逆回転にする。以上のことなどをして、手札が先になくなると勝ち。

【5歳から[ページワン]をやる時】

 5歳からはジョーカーと絵札を除いてやる。(1)カードのマークを教える。(2)同じマークが出せることを教える。(3)カードが出せない時はカードをもらうことを教える。(4)全部のカードがなくなると勝ちと教える。(5)同じ数字が出せることを教える。(6)「A」のルールを教える。(7)「2」のルールをを教える。一度に全部を教えなくても良い。教えたことを十分に楽しんだ後に、次のことを教える。手をけがしない様に紙のカードを使う。

【作成年】

1971年ごろ。

【発祥地】

東京都板橋区。

【考案者(作者)】

化学部の長老(著者)。

【人数】

3人から4人。カード2組なら6人まで。

【敵年齢】

5歳から。

【カード】


 ジョーカーを除く52枚、2組なら104枚。数を覚えたら絵札とジョーカーを除く40枚、2組なら80枚。

【ルールとやり方】


1.各自に5枚ずつカードを配る。残りカードを真ん中に伏せておく。
2.時計回りで順番に1枚カードを出す。
3.最初にカードを出す人を、ジャンケンで決める。
4.最初のカードは何を出しても良い。次に出せるカードは、同じマークか同じ数字のカードを出せる。
5.出せるカードが無い時は、真ん中からカードを一枚受け取る。「UNOでは受け取ったカードが、出せるカードの時は、その場でカードを出せる。」
6.役札
*「A」は、一人飛ばす。(スキップ)
*「2」は、下座に真ん中からカード2枚を取らせる。下座が「2」を出した時は、カードを取らずに、その下座に2枚計4枚取らせる。さらに下座が「2」を出した時は、カードを取らずに、その下座に2枚計6枚取らせる。さらに「2」が出た時は、それを繰り返す。(ドロー2)
*「8」は、下座に出せるマークを指定できる。(ワイルド)「ウィキペディアでは上座から出たマークに関係なく出せるカードと書いてある。このルールのほうが面白いかも。」
*「K」(絵札なしは「10」)は、上座からカードを出させ、カードを出す順番を逆回りに変える。(リバース)
7.手持ちのカードが1枚になった時は、「ページワン(あと1枚)」とみんなに知らせる。
8.手持ちのカードが無くなると勝ち。
9.真ん中のカードが無くなったときは、出されたカードをシャッフルして、真ん中のカードとして伏せておく。

【トランプゲームの歴史(作成年)】


  以下のゲームの考案者はすべて化学部の長老。
・ 1969年ごろ[戦争]、別名トランプ[52][54]。
 「戦争」というと、年配の方が嫌がるので、別名を付けた。
 「発祥地」東京都板橋区。
・1970年ごろ[スピード]。
 「発祥地」東京都板橋区。
・1971年ごろ[アメリカンページワン]、別名[ページワン]。
 「発祥地」東京都板橋区。
・1972年ごろ[大貧民]、別名[大富豪]。
 2か月後「革命」ルール誕生。
 「発祥地」東京都板橋区。
・1975年[セブンブリッジ]。
 「発祥地」東京都板橋区。
・1978年春[ナポレオン]。
 その年冬「よろめき」ルール誕生。
 「発祥」都内の高校の化学部。
・1979年春[ツーテンジャック]。
 「発祥」都内の高校の化学部。

【著書一覧】


トランプゲーム戦争
トランプゲームスピード
アメリカンページワン
トランプゲーム大貧民(大富豪)
セブンブリッジ(トランプゲーム)
トランプゲームナポレオン
ツーテンジャック(トランプゲーム)
トランプゲームナポレオン秘話
 

【ウィキペディアへの感謝】

                           
 このゲームが有名になり、繁栄したのはウィキペディアのおかげです。
 最初にウィキペディアへ投稿した人は、考案者の2006.07.31のメモをみて投稿したと思われる。ただし、[アメリカンページワン]は1971年ごろから遊んでいたので、この投稿者より前にウィキペディアが記事にしている可能性もある。
 ウィキペディアでは出典が問題になるので、投稿者が参考にしたとおもわれる、考案者のメモを下記する。

【こぼれ話】


 「A」は1人飛ばす。「2」は下座に2枚取らせる。「8」はマーク変更。「10」(「K」)は逆回転。以上のルールでトランプをやれば面白いとおもって[アメリカンページワン]を考案した。最初にカードを1枚出すから、手札は4、5枚から始めればいいと思った。次に出せるカードは、同じマークか同じ数字のカード。出せないときはカードの山から1枚取らせる。手札がなくなったたら勝ち。絵札なし40枚で考えていたので、トランプは2組あったほうがいいと思ったが1組しかなかった。3人でやったのでうまくできた。
 考案時のことを、妹に「従姉と一緒にやった記憶があるか。」と聞いてみると案の上なかった。妹は小学生のころ「(アメリカン)ページワン」はやったことはあるが、ルールとやり方は覚えてない。小学校で「ページワン」は流行ってなく、[戦争]と[スピード]は流行っていたとのこと。当時の[大貧民]のことはわからないそうだ。
 直ぐ下の妹から4つ下の妹に聞くと、[戦争][スピード]「ページワン」は小学生ころきょうだいで田舎(日光)のいとことやっていたとのこと。[大貧民]は、今「貧民」と呼んでいる。下の妹とトランプした記憶はほとんどない。トランプは小学校に持ち込み禁止になっていたそうだ。
 考案当時直後から「ページワン」と呼ばれていたようだ。申し訳ないが「ページワン」のことはあまり記憶にない。

【ひとりごと】


 メモには「トランプでのウノ」と書いてある。[セブンブリッジ]と共にゲームそのものを忘れていた。メモを書いているうちに思い出した。[大貧民]はゲーム名と「革命」を忘れていた。[アメリカンページワン]は後で名づけようと思っていた。そして、あくまでもメモはメモである。
 「ページワン」と「ラストワン」と「ドボン」は、考案者が命名したものではない。ゲーム名は、何とでも自由に呼んで欲しい。考案者はウィキペディアに従って[アメリカンページワン]と呼ぶ。
 メモを書いた当時、ウノ(UNO)はスキップとドロー2などのカードの意味を知るのみで、ルールとやり方を知らなかった。現在も似たようなものだ。[アメリカンページワン]を作ったときは、まったく知らなかった。いちどしっかりとルールとやり方を覚えてやってみたいゲームだ。
 ウィキペディアを見ていると、[アメリカンページワン]と[大貧民]と[ナポレオン]のローカルルールが混ざって、各々のローカルルールが出来ている様にも見える。

<追記>
[アメリカンページワン]は文字が長いので、これからは[ページワン]と呼ぶ。
 ぼくは[ページワン]を高徳(日光市)の従姉たちと遊んだ記憶を取り戻した。また日光の従兄姉とはおぼろげながら思い出した。[ページワン]を含めてトランプで遊んだ記憶は小学校の校舎内では一切ない。
 児童館で[大貧民]は「Aより2が強い!」とおどろきながら言っていたのは、ぼくと幼馴染ではなく児童館のみんなである。そして「革命」のルールを伝えた後の記憶はあまりない。
 [戦争][スピード][ページワン]は幼馴染と妹と家で遊んでいたのは確実である。幼馴染とはいつも一緒にいたので、関係が近すぎるのであまり記憶に残ってはいないが。[セブンブリッジ]は従兄弟と作った記憶しかない。トランプで遊んでいたので、ゲームを作っていたともいえる。
 高校時代は[ナポレオン]を先輩たちと作って目いっぱい楽しんだ。[大貧民]は「革命」なしの6人でやっていた。[スピード]は2人の時やって、[戦争]はあまりやらなかった。[ページワン][セブンブリッジ]は忘れていた。3人で出来る様に[ツーテンジャック]を作った。
 小学校時代の毎日のように遊んでいた幼馴染との記憶はあまりない。よて、トランプゲームを作った記憶あるが、遊んだ記憶は高校時代の[ナポレオン][ツーテンジャック]以外はあまりない。そしてメモは2006年のノートパソコンをもらった時にいろいろ記憶を探ったものである。しかし、ルールとやり方しか書いてない。トランプで遊んだ記憶は職業訓練校時代以降では甥っ子たちが生まれてからになる。トランプで遊んだ記憶は遠い昔である。
 高徳の従姉たちと[ページワン]と作っていた時の従姉とは違う人である。そして、作っていた時の従姉は社会人でもあった。
<追記2>
 フロッピーデスクに残るメモ以外に、壊れたノートパソコンに書いていた内容を思い出して書くと次の様になる。Aは初めに来て1なので1人を飛ばす。2は次に来て2なので2枚のカードを取らせる。さらに、8は真ん中にあり末広がりで同じマークが続く様にマーク変更。10(K)は最後まで行ったので順番を逆回転。以上の理由でカードの意味を持たせた。
<追記クレイジー8について>
 ウィキペディアに載っていたなら、知る機会のあったと思う。よって、最近になってウィキペディアで知ったゲーム「クレイジー8」である。[ページワン]の「8」とクレイジー8の「8」は偶然に重なっただけである。[ページワン]の「8」はラッキー7でも良かったが、最初にやったルールと考えを重く考えた。「K」も「10」のままでも良かったが、「最後まで行ったので順番を逆回転」を考えて「K」にした。

<追記秘話について>
 トランプゲームナポレオン秘話はトランプゲームのシリーズの終わりに書いたものです。ナポレオン秘話を是非とも読んでください。
 
<トランプゲーム一覧>
 [戦争][スピード][アメリカンページワン][大貧民(大富豪)][セブンブリッジ][ナポレオン][ツーテンジャック]。[ページワン]=[アメリカンページワン]。[52][54]=[戦争]。
日本発祥のトランプゲーム。

【メモ】

(2023.11.25フロッピーデスクより復元。2006.07.31現在のメモ。誤字脱字ありの乱文のメモであるがそのまま下に記す。)
トランプでのウノ
1.1から10までのカード計40枚を取り出す。
1人に5枚づつ配る。真ん中に20枚を伏せておく。
最初にカードを出せる人を、ジャンケンで決める。
最初のカードは何を出しても良い。次に出せるカードは、同じマークか、同じ数字のカードを、出せる。始めは左回りでカードを出す。
出せるカードが、無い時は真ん中からカードを一枚取る。
役札
「A」は、一人スキップする。一人飛ばす。
「2」は、下座に真ん中からカード2枚を取らせる。「2」が2枚つづいた時は、計4枚とらせる。「2」が3枚つづいた時は、計6枚とらせる。「2」が4つづいた時は、計8枚とらせる。
「8」は、マーク変更。好きなマークを、指定できる。【末広がり】
「10」は、逆回転。左回りから右回り、右回りから左回りと、回転を変える。
手持ちのカードが、1枚になった時は、「あと1枚」と声を出してみんなに知らせます。
手持ちのカードが、無くなると勝ちです。
真ん中のカードが、無くなったときは、出されたカードを真ん中のカードとして伏せておく。

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