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ヒロシ、神戸市民になったってよ③【移住編】

こんばんは、ヒロシですよ。

前回のnote、つい気になって統計データべたべた貼って終わってしまった・・
統計データとか、統計データをベースにした都道府県ランキングとかって面白くて延々と見てしまう。
分からないこと、気になることがあればスマホでべべっと調べてなんでも出てくる世の中。すぐに調べずに、自分の目で見て経験則として身に着けた知識が大事だよなあなんて思ったりするけど、統計データは違う。
統計は「誰がやっても同じ結果になる」ように設計された集計方法でかき集めたゆるぎない事実でありそこには感情も文脈も血も涙も介在しえないからだ。
統計データこそネットから拾うべき情報である!
統計データを残してくれた先人たちよありがう!

そんなわけで、神戸の農村に移住して約1か月。
なぜ神戸だったのか?

結論から言うと「たまたま」「めぐり合わせ」ということなんだけども。
大阪で雇われ農家見習い兼カレー屋だったひろし。
マイファームという農業ベンチャーがやっているアグリイノベーション大学(AIC)に通っていたころからの計画である「農業×カレー×アウトドア」というお子様ランチみたいな事業プランを実行に移すべく、独立の地を探していた。
大消費地から近い(車で1時間圏内が理想)エリアで山と畑がついてる古民家、という欲張りな条件で大阪、兵庫、奈良など近県の物件を漁っている時に目に入ったのが、神戸市と神戸農政公社が主催している「神戸農村スタートアッププログラム(以下SUP)」。神戸の農村エリアで起業しようとする人向けの、事業構築プログラムだ。ビビっときてすぐにエントリー、それが去年の夏。
余談だけど自分の「ビビっと」にはかなり信頼を置いていて、これまでビビっと来たもので外した記憶が(馬券以外では)ほとんどない。

主催は神戸市と神戸農政公社でありながら運営は神戸大学や移住コーディネーター、デザイン会社、農家、税理士など民間の多様な人材が関わっていて、これがなんとも面白い。
神戸の面白さは、行政が民間の力をうまく頼って双方が有機的に関わっていることなんじゃないかと感じる。公と民が繋がって人と人が繋がって何かを生み出す土壌がある。気がしている。
街に暮らしている人も、人との繋がりの中で消費(購買)活動をしているように感じる。例えばマルシェが盛んなところ。例えば三宮周辺の中心地でも個人経営の飲食店が多いこと。

そんな神戸の面白さ、魅力を感じながら、SUPで事業計画をモチモチと練っている頃、とある物件に出会うのでした・・(続く

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