かさこ塾を受講して

先月6月に横浜鶴見でかさこ塾91期を受講して3週間余りが経った。かさこ塾とはなんだったのか。学びの場として得たもの、あるいは今後に期待出来るものやこれから形にしていくあるいは形になっていく萌芽の様なものが少し見えて来た(気がしてきた)のでここに記することにした。

一言で言えば、この塾を通じてなりたい自分になる、なりたい自分を目指す。かさこ塾長がそのお手伝いをします!、そんなキャッチフレーズが浮かんで来た。

塾は1週間に1回2時間、4週連続で計4回で成り立つ。
1回目はあなたにとって好きなことは何ですか。それを継続出来ますか。それを生活の糧にしますか。(する必要がありますか。それとも趣味の域に留めますか。)そんな問いかけ。
3回目は試作した名刺の品評会、4回目は3分間のプレゼン。いずれも受講生同士でお互いを評価し評価される。完全な座学となった2回目の例外を除き、1分間の自己紹介を課す1回目を含め皆の前で発表したり自分の作品を披露する機会を持つ。同じメンバーを前に何かを披露する。そんな経験は学校で黒板を背にして発表会に臨んで以来という記憶しかない。(実際は黒板ではなくホワイトボードだったが。)そんな経験をすれば自然と仲間意識も芽生えてくる。仲間からの意見、視線を感じながらの自己表現を通じて客観性を養う場ともなった。

人は意外と自分の好きなことを知らない。本当にやりたいことは何か。本当に好きなことは何か。それを続けて行けるのか。その自身の探求、掘り下げにはどんな問いかけを自身に課す必要があるのかを教えてくれる。同時にともすれば独りよがりに陥る危険を注意喚起しつつ気づきやフィードバックを織り交ぜながらちょっとした非日常を味わった講座だった。

何か始めるキッカケをつかみそれを続けることで好きなことを見つける。極める。そのお手伝いをしますよ。時にそっと寄り添い導く。ちょっとしたアドバイス。気付きのタイミングが講座が終わった後なら先輩受講生として後に続く講座に受講可能という制度もある。そうやって自律するサポートをしてくれる。それがかさこ塾。


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