2010年ウラジオストク→ハルビン国際列車旅行(3)
列車はハルビンに到着。なぜ走らせているのかわからない国際列車の旅はこれにて終了だが、日本に帰るまでが旅行。この日は瀋陽へ向かう。旅行シーズンのハルビン駅は人だらけ。これを見ただけで列車の切符を買うための行列に並ぶ気力をなくす。反対側にバスターミナルがあり、そこで瀋陽行きのバスをあっさり買えた。これで市内観光する時間ができた。
聖ソフィア大聖堂。残念ながら、何らかの理由で午前中はクローズドで中には入れず。
結構距離はあるが、駅から聖ソフィア大聖堂、中央大街を経て松花江まで歩いて行く。ここで今回の旅行で初めて日本人の観光の団体旅行者と遭遇した。
前回(1991年)の旅行では、瀋陽、長春は観光したものの、ハルビンは列車が通過するだけだったので、ようやく東北の主要都市をすべて回ることができた。右手には鉄道橋があり、チチハルや満洲里、モスクワ行き列車はそこを通っていく。
瀋陽に着いた翌日は大連に移動するのだが、真っすぐ大連に行くのではなく、丹東に寄り道する。そこでお約束の北朝鮮ウォッチング。これで今回の旅行は完。