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書くことについて⑦

たまに自分の過去を振り返る。その際に様々なストーリーが想起される。記憶と言うのは非常に複雑なものであり、いつでもアクセス可能な脳内ハードディスクである。


しかも、サブスク料金もかからないし、場所も取らない。そういう過去を振り返りながら書く文章は楽しい。


私はたまに過去を振り返ると、無性にその当時の情景を書きたくなる。→気になった方は、過去に投稿した、文京区日記や八王子日記などをご参照頂ければと思います!!


例えば、中学生時代の記憶まで遡れば、その当時の自分がそのエピソードを記録していなかったとしても、いまこうして、ざっくりとではあるが、振り返ることができる。まさに中学生日記だ。


あたかも詳細を記録しているかのように、どんどんそのエピソードが想起される。


だから、友達同士でお酒でも呑みながら、昔の記憶を遡って、いろいろ語り合うとたまらなく楽しい。その記憶をお互いに具体的なエピソードとして共有しているため、話が盛り上がる。


ただし、1番面白いのは、共有しているエピソードが同じであったとしても、見ている視点や捉え方が違うので、お互いに、実はそう思っていたのか、そう感じていたのか、とお互いの認識のすり合わせが出来る点である。


また、お互いが仲が良い友達も違ったり、クラスも違ったりすると、あらゆる要素が絡み合った、複合的な人間関係を土台としたエピソードとなるのである。


だから、ある学校のある一人のエピソードだとしても、それは、シチュエーションが多種多様なため、この世にただ一つのオリジナルストーリーとなるのだ。


特に年末年始は友達同士とかで、様々な記憶を呼び起こして、いろいろエピソードを語るので盛り上がる。


昔を振り返ることは、ネガティブな文脈で語られることが多い。でも、一年の年末年始ぐらいは、ワイワイ語るのも決して悪くは無いと思う。案外楽しいもんですよね。


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