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予選をいかに次に活かすか:落ち込むより先にすべきこと20240904

敗者復活。

そもそも中野はインカレにしろ、全日本にしろ、
もちろん世界選手権でもオリンピックでも、

予選を通過することはほぼない。めったにない。

大学2年に初めてインカレに出て(クォード)
予選通過することができたけど、
3年、4年は敗復回り。

お花見も、軽量級も、
全日本も予選通過した記憶がほとんどない。

だから、
「落ちて当たり前」って考えが抜けない。
「予選通過する選手、すごすぎ」、って考えも抜けない。

今回、
男子のシングルスカルと女子のクォードが予選通過したので、
めちゃくちゃすげー!!と思っている。

最終レースをFinalというように、
選手ごと、クルーごとに、
「ここ一番」と決めたレースにどれだけベストを持ってこれるか。

予選をピークに持ってくるクルーがいてもいいし、
敗復をピークに持ってくるクルーがいてもいい。

準決、決勝をピークに持ってくるクルーがいるのも当然。

問題は、「ここ一番」のレースにベストを尽くせるかということ。

明日が勝負なクルーは明日がすべて。
明後日が勝負なクルーは明後日がすべて。

今年の全日本の男子エイトも、大会前は
「これはトヨタ紡織、勝てないんじゃないかな」と思って見てたけど、
準決勝で見違える漕ぎに変貌して、
「ああ、これは勝つわ」に変わった。

どんなトップの選手でも、
予選を通じて変わっていく。

照準を合わしていく。

予選は勝った負けたじゃない。
「次どうするか」。

その一歩に大きな違いが出る。
差が出る。

すべてのクルーが予選を終えた。

だが、
すべてのクルーが「予選」を活かすことができるかは
別問題。

予選から何を学んだか、
敗者復活で何にトライするか。

そこに大きな差が生まれる。
まだまだわかりません。

コーチの見せ所でもある。
がんばろ。

応援してます。


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