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【アスリートの冬休みの課題図書】Can’t hurt me20241227
いろんな本を読み、
いろんな本から影響を受けて
今があります。
特に年末年始の読書は大事。
読んだ本が良かったお陰で、
オリンピックに行けたとも思っている。
今読んでる本で、
とてつもなくアスリート向きの本があり、
おそらく全ての持久系アスリートのタイムを
向上させると思われますので、
ここで紹介します。
合理的、
効率的、
タイパやらコスパやらがもてはやされる時代に、
そんなことが科学的、優等生とされそうなアメリカで
筆者は「ガチの根性論」を突き進めます。
昭和の日本もびっくりな
根性論が永遠に書かれているんだけど、
筆者が薦める
「鏡に写った自分の顔に向かって、大事にしてる自分への言い訳を言え」
という行動は、
本当に効果があるように思います。
あなたの眼は、開いているか。
選手だった時、
よくレース前の自分の顔を鏡で見て、
「良い目をしている」時、
「死んだ眼をしている」時、
というのがあった。
レース前だけでなく、普段のときからも、
「今、目がいい感じ」だと思うときと、
「腐った目をしてるな」と思うときがあり、
どちらにおいても
前者のときのほうが結果も過程も良い。
目を見ればわかる。
誰の評価がなくても、
自分で自分の目を見れば。全部。
先日のブログで
人と目を合わせるのが怖かった、と書いたけれど、
何よりも自分の目を見るのが怖かったのかもしれない。
人間が持っている最強の武器は、人間の心。
私が感銘を受けた文はたくさんあるけれど、
そのうちの1つを紹介すると
「平凡が期待され、称えられることの多いこの社会の中で(中略)平凡を忌み嫌い、型にはまることを拒否し、これまで信じられてきた人間の限界を超えようとする男たちには、たまらない魅力がある。」
デイビッド・ゴギンズ. CAN'T HURT ME(キャント・ハート・ミー) 削られない心、前進する精神 (p.105). サンマーク出版. Kindle 版.
まず、社会に平凡が期待されていることを、
私達は気づいてすらいない。
褒められるほど、自分が優秀であると勘違いし、
実際は平凡なだけだということに気づいていない。
平凡を嫌うということは、
称賛を嫌うということでもあり、
称賛を嫌えば嫌うほど、
人は孤独になる。
自己実現は、
他者理解とイコールじゃない。
「俺を評価して良いのは、
俺だけ」なんだ、
という強い信念、
孤独な信念が必要で、
チヤホヤされて喜んでいるのは、
平凡だということ。
期待を裏切り、
称賛もされず、
平凡を嫌い、型を嫌い、
自分を貫き、越えようとする人間。
エネルギーは、自分の闇から。
暗い性格、いわゆるネクラ(根暗)は
世の中からはあまり好かれませんが、
根が深ければ暗いのは当たり前で(地中だし)
深い根があればあるほど、
大きな木が育ちます。
めちゃくちゃ明るい人ほど、
めちゃくちゃ暗い部分をもっているものです。
この本では、
自分の中に存在する明るい部分ももちろん活用しますが、
その前に
自分が抱える闇の部分を隠さないこと、
さらけ出すこと、それが大きなエネルギーになることを伝えています。
自分の闇を探せ。
無かったことにしたい、
忘れたことにしたい、
そんな自分の大きな闇を
直視しろ。
そこから全てが始まる。
あなたの闇はなんですか。
can't hurt me
誰も私を傷つけられない。
自分を変えるキッカケになれば幸いです。
偶然、筆者のことをこの動画で知っていた。
この動画も、本の要約みたいでオススメです。
私は私を変えられる。
根性の時代じゃないと皆が思ってくれているからこそ、
根性の時代なのかもしれない。