【ケガは孤独との戦い】ケガで1人で練習している選手へ20241207
ケガや病気で何週間、
もしくは何ヶ月休むことになった選手にとって、
その休養期間は
結構キツい「無駄」のように感じると思います。
今までのトレーニングがゼロになっていく虚無感だけでなく
みんなはトレーニングしているのに、
自分は何もできない、という罪悪感、
かといって他にできる運動も
毎回モチベーション高くできるわけでもなく、
「できることがあるのにしない自分」に対しても嫌になることがあります。
罪悪感+自己嫌悪。
加えて
全然頑張ってないのに、
みんなと同じご飯を食べていいんだろうか、
という後ろめたい気持ち、
それが嫌だから
ちょっとみんなとご飯の時間をずらして1人で食べるといった、
疎外感
そんな様々な感情を、
ケガや病気による離脱は与えてくれます。
周りからすれば、
全然みんなと同じご飯を食べていいし、
ケガや病気の状況を聞きたいからご飯の時間を合わせてほしいんだけど、
本人からすると、
なにか遠慮してしまうのです。
安心してください
ほとんどの選手がケガをきっかけにより強くなったと答えます。
「ケガして良かった」とさえ言います。
トレーニングしないのに、怪我する前より強くなるなんて
普通はありえないのですが、
それが普通なぐらい、
みんな強くなって帰ってきます。
ケガをきっかけにトレーニングに対する意識、考え方が変わることで、
その休養期間のお釣りが来るくらい強くなるのでしょう。
寒い朝に一人ぼっち、
トレーニングの時間を持て余して
そそくさとトレーニングを切り上げて
一人でご飯を食べて
大学へ行く、
そんな日々は最高に辛いですが、
安心してください。
いつか終わります。
そして、
そんな日々が今もあなたを変えています。
今だからこそ
ケガや病気は、自分と向き合う大切な期間です。
日々トレーニングメニューをこなす毎日では、
時間的拘束や疲労から、そんなこと考えてられません。
今だからこそ、
自分と向き合えるのです。
「なぜ漕いでいるのか」
「自分はどこに行きたいのか」
いろんな本を読むのもチャンスだと思っています。
漕げるようになるとすぐ寝て読めないと思うので。
孤独との戦い方に正解はあるのか、
こうすれば楽だよ!戦えるよ!っという必勝法はわかりませんが、
いつか終わります。
そしてみんな強くなります。
必要な時期なのだと、
いつ終わるか教えてくれないこの期間を
じっと耐えていきましょう。
私は、こういう系の言葉を探すのが大好きで励みでした。
皆さんの孤独を支えてくれる言葉が見つかることを祈っています。
支えになった言葉が他にありましたら、
ぜひコメント欄にコメント下さい。
久しぶりに開けたいと思います。