コーチ資格のアップデート:より良い指導者になるために20240914

指導者資格講習のため、
再び東京に来ている。

同じ受講生の方に、

相対的な順位でしか
自分自身の強さを測れない競技において、
どういう基準で
トレーニングや練習試合を評価しているんですか?

って聞いたところ、

勝負に勝つために必要な項目を100個ぐらい作って、
その中の何項目が
相手に勝っているか自分で評価をしてもらうのだそう。

要は、自己評価シート。

特に傾斜配点をつけるわけではなく、
1個1個同等に扱う。

それを繰り返していけば
相手を意識しながら
成長をしていけるとのこと。

こういう自己評価方法、
ローイングにも合っているかもしれないなと
思って、なにか作ろうかなと思った。

どんなスポーツにも共通しているのは、
何が重要か、
何が勝利に必要な要素なのか、
要素分解をすること。

ローイングの場合、

・船を丁寧に扱えた(YES or NO)
・練習を他大学より集中してできた(YES or NO)
・よい食事を取ることができた(YES or NO)

中野式自己評価シート

とかそういう感じだろうか。

コーチとして
どれだけ正確に要素分解できるか、
それをなんとなくでも
選手が振り返り、改善を繰り返すこと。

部員が100人超えてくると、
自己評価、自己改善の文化が必要になってくる。

その文化を醸造するためにも、
そういう自己採点シートみたいなのは
必要な気がする。

今回、講習会としての話題は何も取り上げなかったけど、
各コーチがいろんな立場、状況で
試行錯誤している様子を伺えてとてもよかった。

あと1日。

講習会で学ぶ本質的なコーチングの話とともに、
各指導者の指導錯誤を
引き続きいろいろと聞けたらと思う。

どの年齢もそうかもしれないけど、
特に大学生活って、1年1年がすごく重いから。

その1年により貢献できるよう、頑張ります。

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