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燃え尽き症候群にさせないために:選手の未来をつなぐ20240925

大学の体育会には

大学でローイングを終える選手、
社会人1年、2年まで国スポを目標にローイングを続ける選手、
もしかしたら30歳前後まで続けるかもしれない選手、

そんな様々な選手が1つのチームにいる可能性がある。

大学のコーチとしては、後先考えずに、
全ての大学生をこの大学4年間にピークを持っていけたら、と思う。
とりあえずはインカレで一番いい成績を、と思う。

けど、
30歳前後まで続けそうな選手
(実際続けるかどうかは私としても選手としても予想できないけど)
にとっては、

大学でピークを持ってくる必要はないし、
社会人になってから倍返しで活きてくるような基礎固めの時期に充てたほうがきっと良い。

ローイングはある程度
スパルタ的にやればある程度は伸びる競技で、
でも
スパルタ的にやればやるほど、
反動がすごい競技でもある。

例え選手が自主的自律的であっても
やりすぎてしまえばしまうほど、

燃え尽きやすい、
やり過ぎると長くは頑張れない競技
だと思っている。

結構精神力を使う競技。
精神的な疲労は中々取れないから。

大学生のコーチとして、
大学4年間しか見れない中で、
「その次」を感じられる選手を
「次の場所」に責任を持ってバトンを送れるか。

一方で、
「今は結果が出なくて良い」といったような
コーチとしての責任放棄に繋がらないように、

繋げながらも結果を出す、という
そのバランスをとらなきゃいけない。

選手にとっては
数年後の成功より、
次のインカレの成功が何より欲しいし、
そこに全てを燃やしたい。

だから、
バランスが必要。

スロベニアにて。

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