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部内競争より、部外競争のほうが楽しいし、伸びるよって話20240913

部内競争も大事。
だけど、
何より大事なのは、

部外競争。

相手に勝つ。
他団体に勝つ。
インカレで勝つ。

そのために、
チームで切磋琢磨するのであって、

部内で1位になるために、
部内競争するわけじゃない。

エイトに乗りたい。
フォアに乗りたい。
クォードに乗りたい。

そのためにシート争いするのは、
非常に重要で、
身近にライバルがいるからこそ、
頑張れるのだけど、

あまりに部内競争が過熱しすぎると
「インカレで勝つ」ということが
どうでもよくなるというか、
インカレで勝つための
チームの雰囲気がどうしても作りにくくなる。
要はチームの雰囲気が悪くなる。

「あいつに絶対に勝つ」
「あいつには絶対負けたくない」

そんな「あいつ」は
どちらかというと他チームにいた方がいい。

そしてよく見える方が良い。

日本チームとしても、
同様の問題を抱えている。

要は世界の「あいつ」が身近にいない。
「あいつ」が今何しているかわからない。
どんなトレーニングをやっていて、
いまどんな状況なのか、
どれだけのベストを更新しているのか。

その情報が身近に入れば入るほど、
選手は「勝手に頑張る」と思っている。

「頑張れ!」とか
「やれ!」とか、
「負けて悔しくないのか!」とか

激しい言葉を使って
選手を毎日のように鼓舞するのもいいけど、
それはそれで言う方も言われる方も疲れるし、

そもそも大学生はいい大人だから、
自分で自走できる人になってほしい。

だからこそ今、
とりあえず
2000mエルゴのベストタイムを日本全国で共有し合おうよ
という企画を進めています。(サムネの写真がそれです)

(先日、個人のエルゴタイムを提出していただいた方ありがとうございました。それが励みになって今この企画につながっています。エネルギーを有難うございます)

だいぶ時間がかかっているけど、
インカレで各団体の責任者の方に
できるだけお願いしてまだ数は少ないけど了承を得ている段階です。

インカレにおいては
相手チームは戦いの相手だけど、
日本チームとしたら、
切磋琢磨する仲だから。

「去年だったら優勝できたはずなのに、
今年はレベルが高すぎる。」

そんな感想が毎年聞かれるようなインカレになれば、
少なくともU23の日本代表が
世界で余裕で活躍する日も近いと思うのです。

「あいつ」が身近に。
だけどチームにはいない。
だからこそチームで頑張る。

そんな企画になれば幸いです。
少々お待ちを。


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