マインドセットのススメ:BAKAウィークをつくろう20240821
すべての選手が知っているように、
勝者は1人、1チームであって、
それ以外すべての選手は負けることになります。
なので、
負けることが普通で、勝つことは異常、と言えます。
「勝ちたい」は
「異常になりたい」
ということです。
「勝者」=「異常者」
まずこの前提がめちゃくちゃ大事です。
もし、異常者になるために
練習量を増やそうと思ったら、
今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
BAKAウィークをつくる
BAKAとはいわゆる馬鹿ということです。
勝負の世界において、
馬鹿とはかなりの褒め言葉であることが多く、
それはなぜかと言うと同じ理由で
異常者だからです。
普通15km乗艇のところ
間違って25km漕いじゃうと馬鹿と言われます。
24km乗艇のところ
間違って34km漕いじゃうとこれも馬鹿と言われます。
「頭おかしくね?」
って思われないと、
なかなか「普通」=「敗北」からは抜け出せません。
一回だけでもいいです。
1週間だけでも良いです。
いつもの2倍から3倍、
やってみませんか?
「いやいや、ありえない」と思うと思いますが、
残念ながら勝者とは基本ありえない存在なのです。
そして、
2倍3倍やってみて
きっと気づくと思います。
「普段の練習がこんなにも楽だったのか」と。
人間慣れる生き物です。
一回意識の限界をぶち破れば、
「あの時のほうがきつかった。」と
今後全ての練習が、楽に感じます。
今やっている練習を「楽」に感じるためには
今やっている練習を繰り返すのでは効果はなく、
今やっている練習よりきつい練習をした時に初めて
今やっている練習が楽に感じることができます。
だからこそ。
BAKAウィークをぜひつくってみてください。
論理的であるトレーニング、
合理的であるトレーニング、
科学的であるトレーニングは
成長するうえで非常に重要ではあるのですが(私も大学院でそれを学んでいる)
、
論理的かどうか、
合理的であるか、
科学的であるかどうかで判断する姿勢は
弱さ、限界にも繋がります。
結局人間は、きつい練習をしたくないし、
できるなら休んでいたい。
休んで向上するなら最高だし、
そのような科学、事例をどうしても探してしまうのが人間だと思います。
だからこそ、頭を使わない日を、週を設けましょう。
「こんな練習意味ないだろ」って思う、
めちゃくちゃきつい練習をしましょう。
その練習自体に意味はなくとも、
それ以降、もしくはそれ以前の練習が
すべて楽に感じるのであれば、
これほど意味のある練習はありません。
慣れてしまえば、こっちのもんです。
当たり前になってしまえば、こっちのもんです。
マインドセット、
ちょっとありえない話、
そんな自分になるために、
ちょっと笑っちゃうような量の練習をしてみませんか。
今回は
トレーニングの量を上げるためのコツを
お伝えしました。
一回2倍3倍にすれば、+10%、20%なんて余裕に感じます。
ぜひお試しください