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本当に必要なことはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる

2021.8.8 読了

https://room.rakuten.co.jp/room_taku_koko/1700128621786336

▼ものとの付き合い方

「もし20平米で月々10万円の家賃なら、1平米あたりの床は5千円でしょう。毎月5千円も払っている床に、これを置く価値があるかを考えてご覧なさい」

身軽になること、シンプルに暮らすことは、これからの時代に必須の要素と言えるでしょう。
「これだけでいい」と選択して最小限、必要なものだけで暮らすことは自分自身の気持ちも自由にしてくれる。それは他者を助ける余裕があること。

▼一つのものを大切に使うという姿勢

「貧乏な人とは、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
ムヒカの言葉。

・ルリユール(「もう一度、繋ぐ)」
近頃はものとの関係だけでなく、人間関係や仕事さえも、早い段階でリセット、自らゲームオーバーにする人が多い。特に都会では、ものも人も溢れていて、スペアがたくさんあると思ってしまう。何かを簡単に捨てても、次がたくさん用意されているような錯覚に陥る。
でも、どんなにたくさん人がいても、出会う人、ご縁があって繋がり続ける人は一握り。
目の前にいる人は、交換可能なものではなく、かけがえのない大事な人。

・机はものを載せるだけで、綺麗な布をかけてしまえば見えないから、お金をかける必要はないの。でも、椅子は長い間自分の体を預けるものだから、いいものを買いなさい。

◎たくさんのものを持つ必要はないのです。
自分にとって本当に価値のあるものを、ほんの少しでいいから持ってください。
それこそが、私がおすすめしたい、「ミニマムリッチな人生」なのです。

▼幅を知ることをせよ

「そのジャンルで1番高いものと、1番安いものを経験することが大事」
値段設定が高いお店というのは、ただお客のお腹をいっぱいにするためではなく、お店の雰囲気やサービスも含め、食事の時間を最高に楽しんでもらうための工夫があちらこちらに凝縮されている。
→毎回そういうお店に行く必要は全くないが、5千円のお寿司を4回食べに行くのなら、3回我慢して、2万円のお寿司を一回食べた方が、経験の振り幅が大きくなる。

▼普段からこの人気を遣っているなと感じさせるためには

普段使う場所が整っているか
・さまざまなシーンで正装であることは、不意のチャンスをしっかりものにするという姿勢であり、どんな時でも、相手よりカジュアルな服装にならないようにという礼儀の姿勢でもある。
いつもよく使うところを一も綺麗に。爪は意外とよくみられている

▼ライフキャリアレインボー

人生における様々なシーンで、いくつもの役割経験を積み重ねて、初めてキャリアが形成されるという考え方。

①子ども ②学生 ③職業人 ④余暇人 ⑤市民 ⑥親 ⑦配偶者 ⑧家庭人 (社会人を加え、9つという説もある)

彩り豊かな人生を送るには、それぞれのシーンでこの役割を果たしていくことが必要。
どの役割に比重が大きいかは、年齢によっても違ってきます。
親に保護され、子どもと学生、2色の役割が主だった10代に比べ、年を重ねるにしたがって色は増えていき、役割が増えるほど彩り(キャリア)は鮮やかになってきます。
結婚しても仕事を続け、子どもを産み、親となった女性は、家事の比重も大きくなります。
人生は長さだけではなく、幅(役割)が多いほど、色鮮やかな虹のようなキャリアになるという理論なのです。

★この本を読むに至った動機

品格・オーラの横田真由子シリーズ。
ミニマリストや本当の豊かさとはを学ぶ、感じる点で非常に大切なことを教えてくれる。

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