毎日が楽しくなる素敵な色づかい
2021.8.10 読了 横田真由子 著
▼光と影のバランス
対照的な色としてある赤と黒。
「陰陽」とは、お互いに対立し、共存しながら万物を形成している気が、天地間にあるという中国古来の思想。
陰陽のバランスで、この世が作られている。
例えば、月と太陽、静と動など。
スポットライトを浴びている人は、影の部分も引き受けている。
大きな成功を手にした人は、同じくらい大きな失敗も経験しているのではないかと想像できる。
太陽に近いところに行きたい、高いところに登りたいと思うなら、相当の覚悟がいると言えます。山のてっぺんは風圧も強く飛ばされそうになる。
批判も嫉妬もエネルギーに変えて、この風で発電するぐらいのパワーが時には必要かもしれません。
でも、この風圧に耐えられない時は、山を降りてもいいのです。
「起業したけど、会社員の方が私にはあってるみたい」それでOK。
高い場所に登らなければ見えない絶景もありますが、目の前の道を進めば、見えなかった道端の小さな草はなの美しさに気づくこともあります。
幸せの風景は人それぞれなのです。
▼未来の出会いが過去の出来事も変えてくれる
「過去は変えられないというけれど、未来の出来事で過去が変わることもある」
未来に立った時、改めて過去を眺めてみると、感情が変わったり、意味づけや見方が変わったりする。
これは長い間生きてきて、色々なことがあった大人には、実感が持てるかもしれない。
時間という財産を積み重ねてきた。大人ならではの豊かな気付き。
「あの時は、最悪の出来事だと思っていたけど、今になって考えれば、あの出来事があったからこそ、今の私がある」と思うことは、誰にでもあるはず。
また、悲しみや痛みが、未来では癒しやモチベーションに変わることもある。
「時間の流れは、過去から未来に向かって流れていると思っていたけれど、未来から過去に流れているのではないか。」
つまり、「未来に。こんな素敵なあなたが待っています。だから、今、この出来事を乗り越えましょう」というメッセージ。
▼雨が降るから美しい虹を見られる
虹が現れるのは激しい雨の後。
冷たい雨が降るから、こんなに綺麗な虹が見られる。
雨は、要らないものを洗い流し、土に栄養を与える準備期間。人も自然の一部ですから、冷たい雨に濡れる時間も必要なんですね。
洗い流して手放す時間、我慢して待つ時間は、虹を見る前の下ごしらえです。
虹の色である7色の持つキーワードはバランスが良い。
赤は「情熱」、橙は「親しみやすさ」、黄は「希望」、緑は「癒し」、青は「客観性」、紫は「個性」、そして藍は「愛」。
☆色を身に纏う
☆緑色は葉っぱの色。だからどんなものにも合わせることができる
・三色配色の魔法
3色あれば、世界観が十分に表現できる
https://room.rakuten.co.jp/room_taku_koko/1700129072421766
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