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「オーダー車だから良く走る自転車とは限らないんだよ。」というお話(31)

今回から、廣瀬さんとの雑談を記録したメモから、これまでこぼれ落ちてしまっていたネタを、一つずつ記していきたいと思います。
「設計にまつわること」のくくりに含めてはおりますが、「廣瀬さんの蘊蓄話のご紹介」といった内容ですので、気軽にお付き合い頂ければと存じます。


今回は「昔のイギリス的自転車」にまつわるお話の1回目。
昔のイギリス車の「シート角度が寝たフレームデザイン」と、「ブルックスの革サドルのレールの設計」と、「大型サドルバック」との因果関係について、です。
合わせて廣瀬さん考案の大型サドルバッグ用サポーター、アダプターの意味、効果についてもご紹介しています。
最後に、少しだけ、キャンピングフレームに関しても記しています。


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設計にまつわること 17
 「イギリス車の考察 その1 大型サドルバッグと革サドルとシート角の因果関係について」


これまでも記してきた通り、マーケットがグローバル化する以前の世界では、自転車は、国や地域ごとに、独自の進化を遂げていました。

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