勉強時間の捻出方法/残業しない/帰るキャラになる
こんにちは。佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで、三国志の勉強をしています。ぼくは会社員をやる傍ら、本や小説、論文を発表してきました。よく質問されるのが、「どうやって時間を作っているのか?」です。
いまは「専業」で勉強をしているので、スケジュールが違います。
さしあたって、皆さんにとって参考になるのは、会社員と勉強を両立させた場合ですよね。今回の記事は、仕事をしてきた期間(ぼくの場合は、約15年間)に、試行錯誤して見つけた、ぼくなりの最適解です。
まず大前提として、残業はしない!!
#残業すると死ぬ
という特殊な呪いを自分にかけましょう。
残業は、問答無用に持ち時間を削ります。
物理的に、勉強の障害となります。
だから、残業をしてはいけません。 #似非ロジカル
1日は24時間しかないです。1時間、仕事を長くやったら、1時間、自分の持ち時間が減ります。トータルで、2時間の損失ですよね。 #計算ミス
あ、睡眠時間を削るのも、ダメですよ。ジリ貧になります。
とにかく、残業してはいけないんです。
「残業してはいけません」と言ったって、仕方がないんだ…、状況が許さないんだ…という声も聞こえてきますが、残業をしてはいけません。
残業すると死ぬんですからね!!! #そういう設定
ぼくの勤め先は、フレックス・タイム制です。
いかに残業をしないとはいえ、全日程で、絶対のゼロはできませんから、できるだけ調整し、トータルで残業ゼロを自分に課していました。残業をするとしても、年間で1桁の時間(hour)に抑えていました。
組織の風土によるでしょうが、この働き方は、普通ではありません。異端になります。奇人・変人の類いです。
残業をしないことに伴って、軋轢が発生するでしょう。人事評価などにおいて、不利益を被ることもあるでしょう。それも、仕方ないです。気合いとスキル、持って生まれた資質によって解決して下さい。
「残業ゼロ」「定時で帰る」という仕事術のジャンルで、何冊もビジネス書が出ていますから、読んでみるのがオススメです。有益な投資でしょう。
具体的な仕事の「時短」テクニックは、ビジネス書に譲るとして(もちろん、自分なりの工夫もたくさんありましたが)、いちばんラクであり、根本的な解決になったのは、
「帰るキャラ」を演じることです。
あいつは、帰宅するキャラクターだから、多くは期待するまい。なぜかオフィスに居着かないが、そういうキャラクターだから…という、あきらめの境地に導くことです。 #帰るキャラってなに ?
人間は、1人1人をていねいに理解することはありません。とりわけ職場では、大雑把にキャラクターを貼り付けて、なんとなく理解したような気になるんですよね。
「あいつは頭オカシイんだ、帰るキャラだから、仕方がないね」
という名声を獲得すれば、しめたものです。
今回は、勤務と並行して勉学をするならば、「残業をしてはいけない」という話をしました。すべての根源です。ここを怠ったら、あらゆる他のノウハウが無効になります。こころして、残業しないようにして下さい。
テレワークで環境が変わりつつありますが、それは別の機会に。
最後に、もう一度いいます。残業したら、死ぬんですからね。