お得なお買い物がしたい/金融資産の自動売買篇
佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで、三国志の研究をしています。
心穏やかな生活を送りたいので(目的)、金融資産の運用や投資をしたい(手段)と思っています。
ぼくは、毎日冷や汗をかきながら、金融のニュースの読み解きに時間を使いたくないし(でも読むのは好きです)、ギャンブラーとしての勝負強さがないので、システムによる自動売買で運用するのが好きです。
成績もいいです。
大きな戦略?予想を、年単位で立てておいて、その期間、あるロジックによって、自動売買を繰り返してもらうと、利益が出やすく、心穏やかに過ごすことができます。
今よりも、もっと使い勝手がいい(プログラミングの知識がなくても、自由に売買のロジックが組める)システムがないかな…と探して、見つけた証券会社で、口座を開いてみたんです。
投資のことは、なじみがないと思いますので、「お得に買い物ができるスーパーマーケットを探索する」という比喩でご説明します。
スーパーマーケットの比喩
そのスーパーマーケットでは、都心部でしか買えない食材や日用品を、地方で提供しているだけでなく、
・会員証を無料で発行でき、会員証に初期設定で、10,000ポイント付与!!(そのお店で、10,000円分の買い物ができる)
・入会後の2ヵ月間、お店での購入額に応じ、10%をポイントで還元
・レジ袋の代金がお店負担なので、手ぶらで来店できます!!
みたいに、うたわれているわけです。
これはお得そうだぞ…と、そのスーパーマーケットの会員になるための資料を取り寄せたところ、
・3ヵ月目以降、ポイントの還元率が1%のみ
・会員証の年会費が、2年目から2,000円
・系列企業のプリペイドカードを使わないと、3%を追加請求
といった条件が、小さい字で書かれてるんですよ。
念のために下見をすると、
・商品が全体的に高め(ポテチ通常サイズが150円以上)でしたー!
いやあ、たしかに魅力的なスーパーに見えますし、実際、べつにサギではないんですけどね、
「入会するだけで10,000円がもらえて、レジ袋もタダなのか!品揃えもいいし、嬉しいなあ」って、お得な側面だけに目を取られると、けっこう、ひどいめに遭うと思うんですよ。
スーパーマーケットだと、みんな、買い物に慣れているので、こんな複雑な条件は組まれません。店側だけに有利な契約を結ばせることも少ない。斜め読みするだけで、感覚的にも、「そんなアホなこと、あるかいな」って思うじゃないですか。
しかし、金融商品の取引に関しては、このレベルの(私たちにとって不利な)契約を、普通に結ばされますからね。 #ここが結論
よほど目を皿のようにしないと、不利な条件で取引させられるため、「相場観は的中しているのに、利益が出ない」となります。
評判をネットで検索しまくっても、何が広告で、何がステマで、何がアフィリエイトなのか、分かりません。努力すれば、区別を付けることはできますけど(史料批判)、そんなことしている時間がもったいないです。
関連記事は、これです。
生半可に誘われて、よく分からずに投資をするくらいなら、タンス預金のほうがマシだと思います。
もしくは、手始めに、投資や金融、資本主義に関連する書籍を20冊ぐらい読むことが、苦にならないならば、始めてみてもいいかも知れません。それでも、必ず儲けが出るとは限りませんけど。
ぼくは会社の業務がヒマな時期に、情報収集をしてました。
経理職ですから、実際に業務に(間接的に)役立ちました。というか、業務時間中に資料や書籍を読むことについて、「上司への申し訳が立つ」というのが、とてもラッキーでした。
投資を始めるときの関連記事です。
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