やれることの総量を増やす方法/1分以内に終わることは絶対に先延ばししない
こんにちは。佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで、三国志の勉強をしています。
会社員のかたわら、歴史小説を書いて売ったり(1作ごとに売上は数十万円)、学術論文を投稿したり、歴史書の翻訳プロジェクトを立ち上げ、クラウド・ファンディングを仕掛けたり、してきました。さいきん、大学院で学びたい!と決心したのも、平たく言えば、
「せっかく生まれたからには、いろいろやってみたいから」です。
自己紹介がわりの「業績」はこちらにまとめています。
https://note.com/hirosatoh3594/n/n248d92781bf6
趣味だけでなく、会社のなかでも、「仕事が早い」ひととして認識されていました。マルチタスクが得意ではないです。1つ1つの仕事の所要時間が短いから、結果的に多くのことができる、という感じです。
会社というのは、あるていどは「均質な人材の集団」です。能力の優劣が、望まざると、比較されます。そのとき、仕事を渋滞させない、ということの、相対的優位性(まわりのひとより得意である)は、恐らくは、一定程度は、あるのではないかと思います。
なぜ仕事をさばくことができるのか。
これを解き明かすヒントは、20代前半のときに読んだ、1冊のビジネス書の教えを、つねに意識して、守っているからだな、という気がします。
著者もタイトルも忘れてしまいましたが。
その教えとは、タイトルにも書いた、
1分以内に終わることは、絶対に先延ばししない。
#ここが結論
これには、きちんとした理由があります。
ひとは、ある作業を保留し、先延ばしにしたとき、後から思い出して、準備をしなおす(頭を切り替え、書類・テーブルを、取り掛かれる状態に回復する)ために、2分以上かかる、のだそうです。
ということは、どんな作業でも、「今すぐ、やらなくていいや」と判断し、先延ばしにした時点で、必ず、未来のどこかの時間を、2分間、先に奪ってしまうのです。
しかも、その2分間を費やして、スタンバイOKになった後、そこから、作業する時間もかかります。※作業の所要時間は変化しないとする
ならば、先延ばしにする前に、さっさと作業を終わらせてしまったほうが、絶対に賢いですよね。1分で終わる下らない仕事があるとして、
「優先順位が低いから、後にしよう」
「ほかに緊急な仕事があるから、後にしよう」
という判断は、一見クレバーですが、トータルで見たら愚かな行為です。なぜなら、どれだけ小さな作業でも、いまやれば1分間で終わるのに、後からやれば、再準備に2分+作業時間1分で、最低3分間はかかるんです。
「いやいや、その1分が惜しいんだってば!!」
ってひとは、仕事の仕方が、根本から間違っていると思うので、あきらめましょう(笑)じゃなくて、解決するべき課題は別にあります。
いま、1分だの、2分だのと言っていますが、これは、皆さんの作業のツブの大きさに応じて、変化させてよいと思います。そもそも、もとの書籍で、具体的な数字な何であったか、覚えていません。
ぼくは、現実的には、10分以内に終わる作業は、どんなに優先順位が低く、緊急性が低くても、さっさと終わらせる、と決めています。
※付加価値のない作業は、まず、自分に振ってこないように調整をしますが、それでも、細かなタスクは避けられません (ToT)
再び準備するために、2分間を要すると、上に書きました。
しかしぼくは、「保留にしている仕事」が泥棒をする時間は、もっと大きいと見積もっています。
「あれが、できてないな」という不全感は、脳の一部分を占拠し、全体の効率を落とします。やるべきことをメモに書き出して、頭から叩き出す!!というテクニックもあるでしょう。ですが、そんなことするより、10分以内に終わるんだったら、どんなつまらない仕事でも、さっさと終わらせてしまったほうが早い。
参考にして頂けたら嬉しいです。
さらに言いますと。
ぼくは、このnoteを書くことを日課にしてます。30分ちょっとで書きます(測ったことがない)。取り掛かる時間帯は、決めていません。ネタを見つけ、アイディアが形をなしたら、すぐ書きます。
なぜなら、生まれたてのネタを忘れ、また頭を捻るほうが、トータルで時間をロスするからです。note作成に関しては、10分ルールすら厳密に適用せず、「書ける!と思ったときに、すぐ書く」です。これが、苦労をせずに、noteを毎日更新するコツではないかと思います。
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