日本の「中国学」分野に外部資金を流入させるのが、ぼくの役割
佐藤大朗(ひろお)です。会社を休んで三国志の勉強をしています。
大学の先生と話しており、その場の流れで、自分を定義できました。
三国志好きのなかで、ぼくの役割は、何だろう?
ずっと三国志が好きです。もう少し一般化するなら、「中国学」とか「中国史」「中国思想」を学び、ネットや書籍で発信してきました。ウェブサイトを立ち上げて、15年弱になるので、やや古参です。三国志用のツイッターは、おかげさまで、1400人弱です。アカウント:@Hiro_Satoh
そんなぼくの役割は、
日本の「中国学」分野に、外部から資金を注入すること。
#ここが結論
たとえば、大学院進学→研究者になったひとは、経済圏において、「中国学」の内部のひとです。かれらがお金を使っても&稼いでも、日本においては、「中国学」内部でのお金の循環なんですよね。パイ自体が大きくはならない。
いっぽう、ぼくは会社員であり、(経済圏において)中国学の外部にいる人間です。本を買うなどの形でお金を使うと、外部資金の流入です。ぼくは、ある自動車メーカーのグループ企業の社員ですが、いわば、自動車会社が世界で稼いだお金を、日本の中国学に流し込むパイプです。
とはいっても、自腹を切るには限界があるので、
専門家でなくても楽しめる解説とか、娯楽小説を作ったり。歴史書の翻訳プロジェクトを立ち上げて、皆さまからお金を集めて、翻訳者への御礼にあてたりしています。ありがたいことに、130万円が集まっています。
正史『晋書』完訳プロジェクト―いつか読みたい晋書訳
http://3guozhi.net/sy/top.htm
生え抜きの研究者ではないので、中途半端な立場です。自分で自分のことを定義し続けていないと、何者か分からなくなってしまうという、アイデンティティの危機をつねに抱えているわけですが(笑)
日本の中国学の分野に、ぼくがお金を使う、ぼくを媒介にしてお金が集まるように入り口を作る、流入経路をメンテナンスする。…というひとです。よろしくお願いします!!
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