サラリーマンの切実な課題/バカは移るのか/脳の可塑性

おはようございます。佐藤大朗(ひろお)です。
会社を休んで、三国志の勉強をしています。「いやな人との付き合い」「理不尽への忍従」が、なくなって、ハッピーです。

さてぼくは、サラリーマンを一時停止し、年単位で会社を休み、三国志の勉強をしています。
そんなぼくが、サラリーマンとして長年苦しみ、血が出るほど悩まされた問題があります。その問題とは、
環境の影響により、脳のパフォーマンスが下がるのか?
敢えて、配慮のない言い方を敢えてするならば、「バカは移るのか」という心配ごとです。 #タイトルにしちゃいましたが

結論。バカは移ります。脳は劣化します。
もしも皆さんが、現状の環境に不満があるならば、1日でも早く、脱出する努力をして下さい。 #ここが結論

少し説明をさせて下さい。
理解のためのキーワードは、「脳の可塑性」です。
医者が書いた本に、よく出てくる概念。かんたんに言い直すと、「脳が変化する可能性、余地」のことです。

近年、脳は、カラダよりも可塑性が高い、ということが、分かってきたそうです。べつの角度から、
「カラダは老化するが、脳は老化しない。死ぬまで成長し続けられる」
という、朗報のかたちで、伝わってくることもあります。

日常生活に置き換えてみましょう。
たとえば、
バレーボール部に入ると、背は伸びないが、プレイは上達する。
という事実があるでしょう。

バレーボール部のメンバーは、身長が高い人が多いです。そして、みんなバレーボールが上手です。
バレーボール部に入ったら、周囲の影響を受け、身長が伸びるでしょうか?伸びません!!カラダは、あまり変化しません。プレイに適した、筋肉は付くでしょうが、「別人」にはならない。
一方で、
バレーボール部に入ったら、周囲の影響を受け、プレイ(脳の使い方)は、上手くなります。バレーボール・プレイヤーとしての判断、行動ができるようになります。まるで「別人」のように。

脳というのは、どのような環境で、どのような刺激を受けるか/与えるかにより、大きく変化する可能性があるそうです
サラリーマンなどをしていて(学生さんでも同じです)、現状の環境に著しい不満があって、「この人たちのように、なりたくない」と思うならば、脱出する算段をして下さい。

上司に相談しても(基本的には)ダメです。
なぜなら、ぼくたちを現在、その環境・場所に置いているということが、会社などの組織にとっては、現時点での最適解だからです。上司は、部下のあなたを、そこに縛り付けるという努力はしますが(だって、それが仕事なんだもん)、脱出を促すようなことは、言うはずがありません。

「他人のせいにするな!お前にそれを言う権利があるのか?」
「環境のせいにするな!キミはそこでベストを尽くしたのか?」
というお叱りを受けるでしょう。
そのお叱りは(残念ながら)全く正しい。返す言葉もございません。しかし、自分がイヤなんだったら、自分から変化を求めなくては、どうしようもないです。 #自分の人生は自分のもの

「今すぐ逃げて下さい!辞めてしまえ!」と、叫ぶつもりはありません。このnoteを見て、行動に踏み切られても、ぼくは責任を取れません。
しかし、環境を変える努力に、1日も早く着手すべきだと思います。
組織内の調整ですむのか、組織を飛び出すことになるのか、それは事情によりますが、努力に着手することはできます。

「こんな環境に、染まってたまるか。徹底的にブロックし、影響を排除してやるぞ。オレは、こんなやつらとは違うんだ」
という決心は、残念ながら、ほとんど失敗すると思います。孤軍奮闘というのは、ムリです。
バレーボール部で、毎日練習に混じっていたら、スキルが上達し(脳がプレイに適応し)、「別人」のようになります。
同じように、毎日のサラリーマン生活のなかでも、浸食して、脳の変化が起きます。まるで「別人」になるまでに。いい方向にも、悪い方向にも。環境の影響は侮れません。

脳は柔軟だからこそ、ごまかしはきかない、という少し厳しいお話でした。

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