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青春の影~夢に生きるということ~

チューリップ 青春の影(1974)を聴いて

 自分の大きな夢を追うことが今までの僕の仕事だったけど、君を幸せにするそれこそがこれからの僕の生きるしるし、僕はこの歌詞が好きです。きっとこの曲の物語の主人公は、夢が生きるしるしになるのは踏み出した最初の1歩だけだったと、この1歩だけが自分らしく、混じり気のない意思のもとに踏み出されたものだと、2歩3歩…1000歩進むにつれて知ってしまい、夢が仕事になっていく虚しさを感じていた頃に素敵な人に出会い「これが僕の生きるしるしだ」と真実か、はたまた正当化かわからない気持ちに溺れていく。もし仮に正当化だとしてもここまで本気で愛そうとする気持ちが生まれるのは、夢に対して素直な1歩を踏み本気で挑んできたからじゃないのかなと僕は思いました。そんな主人公だから、この後の歌詞を読む限りだとその人とは別れてしまい、また夢を追うという現実に引き戻されていくのですが、どうもこの人が抱いた愛が偽物だとは思えません。なんだか僕は、長く続けば良いってもんじゃない、いろんな愛の形があると言われている気がして、もしかしたら偽物の愛なんてないのかな…なんて思ったりもしましたがそこは今は掘り下げないでおきます笑

明け方の街(心がキュンとするやつ)

 僕は今夢の真っ只中にいて、まだ仕事といえるには程遠くこの主人公程大人ではないのいで、愛とはなんなのかが全くわかりません。ただ先日友人夫婦に子供ができたということで会いにいったとき、大学を卒業したばかりで金銭的にも精神的にも余裕がない中で幸せな家庭を築いていこうとする姿に心打たれました。最近どんな大きな夢を抱いて仮に叶えても、奥さんを愛したり、子供を育てたりする人には敵わないだろうと思うようになったのは、この友人家族の間に愛という絆を肌で感じたからだと思います。

 そこを通らなければ辿りつかない場所がある。それは大抵遠回りになる道だ。夢を追えば尚のこと。今のお前にできることは、たくさん悩んでクヨクヨすることだ。って人に言ってるようで自分に言い聞かせているんだな笑
さぁ、俺よ、夢の続きだ。
                  つづく 

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