見出し画像

インラインスケート用具の選び方②

①の記事をご覧になってからお読みください。

大手メーカーの信頼性

 スピード用スケートはスピードが出やすいスケートです。自身の能力の限界やそれ以上のスピードが出ることがあり、安全に関する信頼性は最優先事項です。もちろん他の種目用スケートでも安全性は大事ですが、スピード用は直接命に関わります。

 以下に挙げるメーカーは十分な信頼性があり、トップ選手も使用しているものです。

ブーツメーカー
POWERSLIDE(ドイツ)
BONT(オーストラリア)
TAKINO(台湾)
ROLLERBLADE(アメリカ)
CADOMOTUS(オランダ)
CUNCU(ドイツ)
MARIANI(イタリア)
PINNACLE(アメリカ)
SIMMONS(アメリカ)
EO SKATES(ドイツ)
HUANG(台湾)
CITY RUN(韓国)
フレームメーカー
POWERSLIDE(ドイツ)
BONT(オーストラリア)
TAKINO(台湾)
ROLLERBLADE(アメリカ)
CADOMOTUS(オランダ)
SIMMONS(アメリカ)
EO SKATES(ドイツ)
HUANG(台湾)
CITY RUN(韓国)
・IS KOREA(韓国)
FLYKE(コロンビア)
FIERCE(韓国)
ウィールメーカー
MATTER
MPC
JUNK WHEEL(MPC派生ブランド)
BONT(MPC のOEM)
CADOMOTUS( MPCのOEM)
ROLLERBLADE
TLTF
ATOM

 これら以外のメーカーの商品でも使用に耐えるものもあると思いますが、気をつけたいのは明確なコピー商品です。特に中国などからの極端に安い商品、ブランド名が酷似した商品がネット上に散見されますが、これらの商品の中には
・素材の強度が足りていない
・マウント部の強度が足りていない
・熱成形に耐えない
・ネジ山の精度が低い
場合があり、走行中に分解する可能性があります。スピード用具では簡単に時速30キロ40キロを出すことができ、交通事故と変わらない衝撃になります。

 また、スピード用ブーツは他の種目用に比べて足首部分の固定がないため、足を支えるブーツ自体の硬さが重要になります。コピー商品では形だけ合っていても柔らかかったり、ムラがあったりします。そうすると、正しくスケートに乗れずに慢性的な怪我につながったり、上達の妨げになる場合もあります。

 インラインスケートは用具スポーツで、これらの違いは実際に明確に影響しますので、メーカー品を正規のルートで購入することは絶対条件と言ってもよいです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さらに細かい選び方は下記を参考にしてください。
▶︎ インラインスケートの選び方①(スピード競技)
▶︎ インラインスケートの選び方②(スピード競技)【フレーム】
▶︎ インラインスケートの選び方③(スピード競技)【総合ブランド】



サポートいただくのはなんたる僥倖!思いがけないあなたから応援していただくのはサポート以上に嬉しいことです。ありがたく!