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6月議会の一般質問の報告(その1)。「防災の取組」について。

 名取市議会議員のさいひろみです。
 6月定例議会の一般質問の報告です。その1は、防災を話題にしました。
 宮城県は、5月10日(金)に「新たな津波浸水委想定」を公表しました。それを受けて。市は議会に対して20日(金)に協議会で説明をしています。
 2月議会中の3月にも大きな地震がありましたし、地震以外にも大雨などの災害も毎年のようにあります。
 過去に取り上げたことの進捗と、よく聞かれる「防災無線のこと」を取り上げました。

◇ 質問と答弁(概要)

Q:令和2年第9回定例会で災害廃棄物処理計画の策定を提案したが、策定、公開に至っていない。備えとして急ぐべき。

A(市長):令和4年(2020年)度内の策定、公開に向けて取り組みたい。

A(市長):災害廃棄物処理計画は、令和3年度より策定に向け着手している。
 通常災害から非常災害のうち、大規模災害に至らない規模の災害を対象とし、宮城県の災害廃棄物処理計画との整合を図っている。
 これらの課題等を整理し、令和4年度内の策定、公開に向けて取り組む。

Q:防災行政無線が聞こえにくい・聞き取りづらいとの声をよく聞く。「聞こえ」も定期点検項目に入れ、将来の機材更新の時には、設置箇所の見直しや、より聞こえやすい機器の導入をするなど、聞こえやすく、聞き取りやすい防災行政無線にすべき。

増田防災公園に設置されている防災行政無線

A(市長):機材更新時に、範囲の調査や機能強化などで聞き取りやすくしたい。

A(市長):災害時、避難指示などの避難情報を発信する際、防災行政無線を用いながらその呼びかけており、一部市民の方から聞こえにくいとの声を頂いていることは事実である。
 避難情報の発信にあたっては、現在、なとり防災メールやツイッター、フェイスブック、市のウェブサイト、エフエムなとり(なとらじ801)などにより、情報伝達手段の多重化を進めているので、防災行政無線の設置箇所を変更することまでは考えていない。
 しかし、防災行政無線の機器の多くが、近く更新時期を迎えるので、更新にあたっては、間こえる範囲の調査やスピーカー機能の強化をおこなうなど、聞き取りやすさに配慮したい。

◇ まとめ

 「防災行政無線が聞こえにくい・聞き取りづらい」というのは、過去から予算&決算審査で取り上げてきました。
 機材の更新も近いとのことなので、新たな機材でより良くなることを確認していきたいところです。

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