六本木の猫
今日は病院帰りに「香姫園」の鶏煮込みそばが食べたくなって、わざわざ六本木まで行った。年末の都内はキラキラとイルミネーションも華やかで、助手席からの眺めも楽しみだ。
鶏煮込みそばはバブル期にギャル達の間で大流行していたらしいが、私がハマっていたのはその前だか後だか、とにかくその近辺でひたすら労働していた頃の話である。残業や徹夜のおともに先輩に連れて行かれた気がする。「コーヒー園」というから喫茶店かと思ったら中華料理店だった。
六本木の思い出といえば、ここと青山ブックセンターとWAVE…あとは店名は忘れたけどシンプルな感じのハンバーガーショップ。裏道に北欧かどこかのおばあさんがやっているチーズケーキ屋さんも好きだった。
そんなことを思い出しながら、北風すさぶ六本木通りを歩いていると、ひときわ明るい一角に人だかりがしていた。のぞきこんでみるとショーケースの中にちっさい犬だか猫だかが入って売られている。私は犬猫はもらうか拾うかしたいタチだし、ペットショップの裏話なんかもよく聞くのであまりいい気持ちはしなかった。とにかくひたすら寒いだろうよ。店側は客によく見せたり触らせたりするためにドア開けっぱで冷気が入りまくっている。大丈夫なのだろうか…と思いつつも、良い飼い主さんと出会うことを祈ることしかできない。無力だ。
ところで、わたしの2024年の記録はこんな感じでした。↓
一年なんてあっという間ね。