見出し画像

寄り道の美学


寄り道の美学

とある本に出会った。
日本マイクロソフトの元社長の成毛眞氏の著書
「1流になりたければ2駅前で降りなさい」

現代社会において合理化という言葉に縛られているが
この本によれば”寄り道”することで
出会うものや経験が
自身の経験にとても有意義な財産になると
書いてある。

また、この本の面白いところは、最後まですぐに読み切るのではなく
他の本などを読んだりして
”寄り道”しながら読み切っても良いとも書いてあった。

私自身、会社に勤めているが、
なるべく早く合理的に物事をススメて
効率化を図ることが大切だと
血肉に染みているせいか
本書を読むまでは、
無駄など一切いらない!!と
頑固になっていた部分があったかもしれない。

”寄り道”は、
偶然の出会いがある。
それとも
何もないかもしれない。

ただ、同じ道を同じように家路につけば
同じようなものや人にしか出会わないだろう。

行動経済学を勉強したおり、
人は、いつもの道やいつもの方法を
習慣化されると
それが一番正しいものだと考える動物らしい。

知らない道に進むと
不安になるのは、
人間に本来備わっている
本能のようだ。

ただ、”試しにやってみよう”や
”ちょっとここで変化をつけてみよう”なんて発想は
忙殺された時間では
なかなか行きつかないだろう。

やはり、人間には余裕のある時間が必要ではなかろうか。

本書を読んで、ロボットのような生活はやめて
”寄り道”をしながら、
新たな発見を楽しみに歩んでいきたいと思いました。

#note

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?