アナウンススクールに通う、最大の理由
アナウンサー志望の学生の就職活動支援をすることがよくあります。
その際、学生に必ずと言っていいほど聞かれるのが、
「アナウンススクール」には通ったほうがいいですか?」です。
結論は、通わないよりかは通ったほうがいいです。
アナウンサー試験は、
一般の就職活動試験ではやらないようなことも要求される特殊な試験です。
そもそも、「アナウンススクール」というのは、
アナウンサーになるための基礎的なことを勉強したり、
エントリーシートを見てもらったり、試験の練習をしたり・・・
アナウンサーになるためのスクールです。
東京キー局が運営している、「テレビ朝日アスク」「日テレ学院」など、様々なところが存在するわけですが、
東京アナウンスセミナーなどの
キー局が運営母体ではないところもあります。
どこのスクールに通っても、基本的な部分は、大きくは変わりません。
もちろん、人数の多い少ないや、やり方の違いがありますので、
合う合わないはあります。
アナウンサーをしている今、
アナウンススクールで学んだことは、ほんの一部。
放送をして実践を1回経験した方が、勉強になります。
では、なぜアナウンススクールに通う必要があるのでしょう?
それは、「情報」と「モチベーション」
どういうことか、ひとつずつ説明していきましょう。
《情報》
アナウンススクールに通うと、
学校側や生徒側から様々な情報が手に入ります。
自分は落ちてしまったけれど、
受かった人のエントリーシートを見せてもらえるかもしれません。
ここの放送局は、こんな特徴があるらしい。
ここの卒業生がアナウンススクール出身だから事前に話を聞けるようだ。
など、様々な情報が舞い込んできます。
何も情報がない中で試験に臨むのと、
事前に状況を把握できた上で試験に臨むのとでは大違いですよね。
ただ、ここでひとつ注意です。
「ウワサ」というものも面白いくらい流れます。翻弄されてはいけません。(これについては、また別記事でお伝えしていきますね)
そしてもうひとつは
《モチベーション》
アナウンサー試験は、
「え?こんなに落ちるもの?」と驚くくらい、落ちます。
アナウンサーを目指すくらいですから、社交的な性格の人も多いでしょう。これまでこんなにうまくいかないことがあった?と思うくらい、
うまくいかないこともあります。
しかし、よく考えてみてください。
一つの局で採るのは一人~数人。毎年採用を行わない局もあります。
そこに何百何千も応募してくるわけですから、
そりゃうまくいかない人が多いのは当たり前のことです。
行きたかった局に落ちてしまった・・・
もうどこも受け入れてくれないのでは?
そんな気持ちになるとき、アナウンススクールに行くと、
同じ状況になっている人たちがたくさんいます。
一人では乗り越えられなくても友達同士で面接練習をしたり、
エントリーシートを見せ合ったり、モチベーションが保てるのです。
アナウンサー試験を受けるような人たちは、
モチベーションが基本的に高いです。
もしあなたが一人ではあまり頑張れない人だったら、
周りのモチベーションの高さの波に
一緒に乗ってしまうのが得策かもしれません。
アナウンサーを目指している方がいましたら、気になることをぜひ
質問してださい!
体験ベースから様々なことをお話させていただきます。
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