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年末年始に行く‼︎小笠原旅行(5日目)

おはようございます。
ただいまの時刻は午前5時です。本日父島にいられるラストの日なのですが、まだまだ行きたい所があるので気合を入れて自転車に乗りたいと思います。

朝早くお勤めご苦労様です

手始めに意味もなく郵便局や警察署などを巡り…

宮之浜園地へ。
ネットで見た時は昼間で南国感漂う写真だったのですが、薄暗い上に、ここだけ台風が滞在しているのかってぐらい異様に風が吹いてていました。自分ここの地に嫌われてるんですかね?

風に吹き飛ばされるように次に向かったのは大根山公園です。

先ほどとは違い爽やかな雰囲気でした

ここでは大村地区を展望できるだけではなく、

古びた砲台を見ることができ、お得?です。
これを見て一般の方は実際にここで戦争があったのか…と悲しくなるのかもしれませんが、頭がパーな自分は"ふ菓子"に似ているといった幼稚な考えしか浮かばず、別の意味で悲しくなりました。

そうこうしているうちに朝食の時間に近づいてきたので一旦宿に戻ります。

宿での最後のご飯か…と感情に浸りながら一口一口をしっかり味わいました。
さてチェックアウトなのですが宿の方からは9時までにして欲しいと聞いています。
しかしスーツケースなどの大きい荷物は出航まで敷地に置かせてくれるとの事なので大変ありがたかったです。

早々に荷造りとチェックアウトを終え向かいますは三日月山展望台です。一度夜景を見に行ったウェザーステーション展望台を経由しつつ向かいます。

映えそうなスポットがあった為、写真を撮ってもらいました。自分の中ではゼログラビティを意識したのですが、写真を見ると単に恐怖のあまり腰が引けているだけでした。現実は非情である。

帰り道に父島要塞大村第ニ砲台跡という所があったため寄ってみたのですが、

これが思いの外すごくて、ちょっとした古代の遺跡ツアーみたいな感じでした。

さて本日なのですが、父島では元旦に海開きというビッグなイベントがあります! 
大雑把に説明すると、海開き宣言をした後、餅がまかれたり、フラダンスなどの伝統芸能を見れたり、福引大会を実施した後、アオウミガメを海に放流するといった内容です。

9時30分から始まるのでさらっと神社にておみくじのリベンジをし、大吉を引きつつ会場の大神山公園に足を運びます。

ん?末吉? なんのことでしょう…

会場に着くと既にたくさんの人がいました。さすが1年に1回のビッグイベントですね!

テレビ局っぽい人もいました

イベントが始まり10分程で村長による海開き宣言がありました。後ほど初泳ぎ証明書を取りに行きます。

ラム酒を無料で配っていたので、ありがたくいただく事にします。
ふむ、お味の方は……………辛い!!!!!!!! お酒を普段飲んでいないという事もあるのでしょうが、The⭐︎アルコールって感じで「自分は」受け付けなかったです。
飲んだ直後の顔を自撮りしたのですが、この世のものとは思えない表情をしていたので、この心霊写真は永久に封印しようと思います。

ちなみにラム酒を飲んだ事で神経が覚醒したみたいで、餅まきでは簡単にゲットできました。

さてそろそろ初泳ぎ証明書を貰うため、海に向かいまいましょう。
しかしいくら小笠原が暖かいといっても気温は20℃程で海パン一丁で入るにはまだまだ寒いです。
そこで体の一部を入れれば良いというルールにのっとり…

指先だけを泳がせる事にします。
ふっ…これが頭脳戦というものですね。
ん……?

‼︎⁉︎⁉︎‼︎⁉︎  めっちゃ泳いでる‼︎‼︎‼︎
…なんということでしょう、指先一つで済ました自分がとてつもなく情けなくみえるではないですか。

新年早々敗北感を噛み締めながら証明書発行の列に並び、無事証明書を貰いました。

その後はフラダンスや太鼓などの伝統芸能を見物し、抽選会が始まりました。

自分は51番です。当たりよ来い(51)とこれでもかと願ってる感じの番号でいいですね。これは来る気がします。

しかも抽選は島民と観光客用と分かれており、またスポンサー別に商品が用意されているので当選人数はそこそこいました。

肝心の結果なのですが、ポケットティッシュ一つ当たりませんでした…1日におみくじ2回引くという不正チックな事をして大吉引いたのを神様はしっかり見ていたようです。
最後におがさわら丸のチケットが景品として登場した時はなんとしても欲しかったのですが、ドキドキ感を味わえただけでも良しとしましょう。

最後は海岸にてウミガメの放流を見学し、予定通り12時にイベントは幕を閉じました。
帰りの船の出航は15時30分である為、まだまだ父島を楽しむ事にしましょう。

まずは水産センターです。旅行3日目にて行った海洋センターではウミガメがメインでしたが、ここでは様々な魚を見ることができます。(ちなみにどちらも無料でした。)

ここではアカバという魚に歯磨きをする事が出来るのですが、どうも世代が変わったみたいで今いるアカバは歯ブラシを向けてもノーセンキューって感じでした。
気を取り直して敷地内にある水族館に向かい

チャーミングな笑顔

顎がしゃくれているように見えるイカとにらめっこしたり、

2匹並んで強烈な視線を向けてくる魚に怯えたりと楽しく時間を潰せました。

天気が晴れてきたので次は境浦海岸に向かう事にします。

ここでは綺麗な海を見ながらぼーっとしてました。
海の青と波の音で最高にリフレッシュ出来た気がします。

出航時間が近づいてきたので大村地区に戻り、父島最後のご飯を食べます。
メカジキのステーキ丼とバナナシェイクという謎の組み合わせで美味しくいただきました。

その後は宿で荷物を回収しつつお土産を買って、小笠原村とのお別れです。

行きであれだけワクワクした東京←→父島の看板が、今見ると寂しく感じます。

船内に荷物を置いたあと急いで外部デッキに向かうと村民の方々が集まっていました。
最後の挨拶が「さようなら」ではなく「いってらっしゃい」というのがまた素敵です。
いってきます!と返しているうちに小笠原での様々な思い出が蘇り、ふと泣きそうになりました。
これも小笠原の魅力の一つですよね。

おがさわら丸が出航してもなお見送りは続き、沖までくると船から海に人が飛び込むという演出まであり本当にすごいです。
あまりに感動したのでこちらも船から飛び降りて感謝を伝えようと思ったのですが、そんな事すると出航からわずか数分で船を止めてしまうのでグッと堪えます。

お見送りも終わり人々が船内に戻っていく中、自分はただ小さくなってゆく小笠原村をひたすら眺めていました。

(後から知ったのですが、お正月イベントという事で船内にてライブステージがあったみたいです。無事聞き損ねました。)

ステージがあるとはつゆ知らず、空が暗くなるまで思い出を振り返りながら海を眺めます。

気づけば完全に1人になっていた為、自分も船内に戻り夕食にしたいと思います。

チキンステーキ串再び

お正月限定メニューという事でまずお雑煮を選び、後は枝豆とステーキ串というよくわからない組み合わせになりました。

食事の後は行きのおがさわら丸では見れなかった星空を見に行きます。

流石に父島ほどではないですが、船の上からの星空もかなり綺麗でした。しかし撮ろうとしても常に船が動いている為、たいてい写真がブレます笑
上の2枚は良くわかりませんけど、なぜか上手く撮れました。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるですね。

さて無事星空も撮れて満足したのでそろそろ寝る事にします。それでは皆様お休みなさい…



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