ジュビロ磐田2021シーズン振り返り②

続いてパート②です。

第12節 vs愛媛FC△0-0

The田んぼサッカー。
こんな酷いピッチコンディションでのサッカーは
いつかのエコパでのマリノス戦以来か。
今のジュビロにはなかなかしんどいゲーム展開に
なったものの最低限の勝ち点1を拾った。よく負けなかったなと。
セットプレーと伊藤くんのミドルシュートくらいしか
ゴールの匂いが感じられなかった。
こういう悪環境の中でも、山田や大森の上手さが光っていて、
それが見れたのはおもしろかった。
意外にもこれが今シーズン初の引き分け。

第13節 vsブラウブリッツ秋田△1-1

シンプルに縦に速い攻撃をしてくる秋田にやや手こずった印象。
なかなか自分たちの形を作れなかった。
55分のヘディングを三浦龍輝が片手でファインセーブ。
これが入ってたら負けてたと思うだけに、価値のあるプレー。
敗戦濃厚の試合もアディショナルタイム7分に助けられ、
ルキアンのクロスを大井が折り返し、
大津が押し込み執念の同点ゴール。
ルキアン、ファビアンゴンザレス、大井、大津、伊藤洋輝が
ペナ内にいれば、そりゃパワーで押し切れるよねって感じの
ゴールだけど、こういうゴール結構好きなので、
見ててかなり興奮した気がする。

第14節 vsザスパクサツ群馬〇1-0

遠藤保仁が9試合ぶりにスタメン復帰。
前半攻めあぐねるも、後半ルキアンのクロスを鈴木雄斗が落とし、
遠藤が落ち着いて流し込み先制ゴール。
マジでめちゃくちゃ上手すぎて声出ちゃったゴールだった。
どんな難しいシュートも簡単そうにやってのけるのはほんとに凄い。
この試合の遠藤保仁はどのプレーも異次元だった。
そのくらい遠藤のイメージしかない。
危ない場面もそこまでなく、しっかりと勝ち点3を積み上げた。

第15節 vs東京ヴェルディ〇2-0

前半からヴェルディの勢いのある両ワイドから
スピーディーな攻撃を受けるも、
三浦龍輝を含めて安定したディフェンスを見せて抑える。
遠藤のセットプレーから伊藤のボレーを鈴木雄斗が
ボレーでか決めて先制ゴール。
このゴール簡単に見えてめちゃくちゃ難しいと思うし、
かなり好きなゴール。
後半アディショナルタイムには山本康裕が
トドメのゴールを決めて完封勝利。
この試合あたりから安定した戦い方が見られるようになり、
その土台と自信が見えてきたターニングポイントの試合ではないか。

第16節 vsツエーゲン金沢〇1-0

前節から引き続き安定した戦いを見せる。
前半ヒヤリとしたシーンもあったものの無失点に抑えると
後半松本昌也のスルーパスをルキアンが決めて先制ゴール。
角度のないところからパワーで撃ち抜く素晴らしいゴール。
ルキアンは久しぶりのゴールで調子を取り戻すとその後もチャンスを作る。
この試合も完封でしっかりと勝ち切り3連勝を飾る。

第17節 vsギラヴァンツ北九州〇2-0

開始早々は北九州のパス攻撃に主導権を握られも、
遠藤のセットプレーから大井を折り返すと、
鈴木雄斗が流し込み先制ゴール。
直後にも、ルキアンのパスをまたしても
鈴木雄斗が落ち着いて決めて2点差とする。
その後も山田や大津を中心に攻め込むも、得点は奪えないものの
ディフェンス陣が無失点に抑え込み。4連勝。

第18節 vsヴァンフォーレ甲府〇1-0

久しぶりの上位対決。
開始早々ロングボールに抜け出したルキアンを
相手が倒しレッドカード。
これで勢いに乗ったジュビロは遠藤のコーナーから
大津が押し込み先制ゴール。
遠藤のセットプレーからゴールに結びつく回数が
この数試合増えていて、本当に凄い選手だと改めて実感した。
後半は数的有利にも関わらず、甲府に押し込まれる場面が増えて、
ヴァンフォーレ甲府というチームの組織力が垣間見れた。
今シーズンここまでで1番苦しめられた相手だったと思う。
それでもこの試合も無失点に抑えて、
4年ぶりの5連勝&クラブ初の5試合連続完封を達成。

第19節 vsジェフユナイテッド千葉

試合開始からボールを保持するもチャンスを作れない。
千葉の前線は良い選手が揃っていて、
攻め込まれるシーンがあったが、三浦龍輝を中心に耐える。
それでも前半ロスタイムに鈴木雄斗のクロスを、山田大記が
胸トラップからハーフボレーで叩き込み、待望の先制ゴール。
このゴールかなり難易度高いと思うのだが、
山田大記のゴールは今シーズン印象に残るゴールが多くて埋もれてしまっている気がする。
その後も一進一退の攻防が続くものの、
危なげなくゲームクローズし、6連勝を飾る。

第20節 vsV・ファーレン長崎〇1-0

好調のチーム同士の対戦。
前半から激しくインテンシティの高い試合になった。
この試合も遠藤のセットプレーからチャンスを作るも
長崎の固いディフェンスに阻まれる。
長崎の鋭い攻撃にも、3バックを中心に耐え凌ぐ。
後半も激しい試合展開に。
相手のセットプレーからこぼれ球を山本康裕、
鈴木雄斗と繋ぐと、最後は小川航基が落ち着いて流し込み、
値千金の先制ゴール。
こういう試合で確実にゴールを決めるのが
小川航基のスター性であり、やはりストライカーだなと。
この1点を守りきり、破竹の7連勝。19年振り。

第21節  vsアルビレックス新潟〇3-2

ボールを支配する新潟をしっかりとしたブロックで構え、
そこからカウンターを狙うジュビロという構図に。
相手が前がかりになったところを
サイドから崩しゴールに迫り、前半だけで3ゴール。
山田大津を中心にしっかりとボールプレスを行い、
相手を制限することで、良い形でボールを奪えていた。
後半は攻めるしかない新潟の攻勢を受け苦しみ、2失点を喫するも、
最後は守り抜き見事勝利を飾り、8連勝を達成し首位に浮上する。
この試合を最後に伊藤洋輝がドイツへ移籍した。

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