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2020シーズン個人レビュー【MF編②】

JSTATSデータ参照

背番号14 松本昌也

36試合出場(2ゴール4アシスト) 2421分
1試合平均プレー数 43.2
1試合平均敵陣パス数 25.5
1試合平均自陣パス数 10.7
1試合平均ロングパス数 2.4
ロングパス成功率 51.1%

もはやジュビロに欠かせない存在に成長した選手。
攻守においてパフォーマンスが安定していて、監督からしたら計算して使いやすいはずだ。
35節の甲府戦ではクロスに豪快にヘディングで合わせ同点ゴールを決めた。ヘディングのイメージが無かったので驚いた。
また、4アシストの内2アシストは小川航基とのホットライン。
ずっと右サイドが主戦場だったが、
鈴木監督就任後は左サイドにコンバートされると
そこから2ゴール2アシストの活躍でチームを支えた。
2021シーズンは左の松本昌也右の小川大貴というのが
ジュビロの武器になるのは間違いない。期待。

背番号15 伊藤洋輝

37試合(2ゴール) 3247分
1試合平均プレー数 92.9
1試合平均敵陣パス数 25.2
1試合平均自陣パス数 57.3
1試合平均ロングパス数 17.3
ロングパス成功率 56.2%

レンタル移籍していた名古屋グランパスからの復帰を果たした2020シーズンは
すべてにおいてスケールアップしていた。
2節京都戦でセンターバックにコンバートされると
以降はそのポジションを完全に自分のものにし、大車輪の活躍。
出場時間はチームNo.1であった。
フベロ監督はシーズン前のTMですでにセンターバックも試していたので
この活躍は目に見えていたのかもしれません。
左足のフィード、競り合いの強さ。攻撃参加への意欲。
すべてにおいてハイクオリティのパフォーマンスだった。
1試合平均プレー数も圧倒的に高い。ジュビロの攻撃は彼の左足から始まると言っても過言ではない。
11節の大宮戦のミドルシュートは見ている人全員の度肝を抜いた。
欲を言うのであればセットプレーからあと4.5点決めれるようになると
ジュビロの勝利がそれだけ増えるはずだ。期待。
J1に引き抜かれるかと思ったけど、契約更新ありがとうございます!

背番号18 ムサエフ

5試合 307分
1試合平均プレー数 37.0
1試合平均敵陣パス数 15.8
1試合平均自陣パス数 13.2
1試合平均ロングパス数 2.8
ロングパス成功率 50.0%

ここ数年は怪我もあり、満足なシーズンを送れなかった。
しかし、出番を得た17節の新潟戦では
トランジションの鬼となり攻守に走り回り、セカンドボールを拾い続けた。
19節の長崎戦でもイバルボとかカイオセザールとかバチクソ止めてた。
タックル成功率 85.7 %。すごすぎる。
ムサエフが体を張り、上原力也がボールを捌く2人のバランスが相互補完できており、良いコンビだった。

鈴木監督就任後は出場機会が与えられないまま契約満了を告げられた。
日本に留まるのか、母国ウズベキスタンに帰るのかわからないが
せっかく日本語が堪能なので、日本で見てみたい。

背番号23 山本康裕

41試合(1ゴール2アシスト) 2775分
1試合平均プレー数 65.0
1試合平均敵陣パス数 27.2
1試合平均自陣パス数 32.1
1試合平均ロングパス数 5.6
ロングパス成功率 78.2%

我らがキャプテン。キャプテンマークをつけて躍動する山本康裕を見れるのがサポーター冥利につきる。
ハーフスペースに侵入して低い位置からのアーリークロスは
ケヴィンデブルイネを彷彿とさせた。
多くを語るタイプではないが背中でチームを引っ張る姿が
めちゃくちゃかっこいい。
コロナ騒動で主力を多く欠いた32節の愛媛戦では
先制され敗戦濃厚の試合終了間際での魂のゴール。
中野誠也のシュートのこぼれを清田が拾い、山本康裕が押し込む姿は
ジュビロ下部組織出身の意地を見られた気がして感動した。
遠藤との相性も良いようだ。
J2リーグを優勝してシャーレを掲げる山本康裕が見たい。
2021シーズンもジュビロの大黒柱に期待したい。

以上!【MF編②】終わり!

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